asahi.com の記事に依ると、東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らの研究グループが、エボラ出血熱の原因となるエボラウイルスの遺伝子を操作して無毒化する事に成功したとの事。 増殖に関わる遺伝子を取り除く事で、性質はそのままで人間には感染しないウイルスが出来たという。 エボラウイルスを扱うにはバイオハザードを防ぐために特別な施設が必要になるが、無毒化ウイルスを使う事でより安全に実験が出来るため、ワクチンなどの研究が進む事が期待される。なお、今週の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表される……予定なのだが、タレコミ時点ではまだ先週から更新されていない。