古川元久国家戦略相は17日夕、中長期のエネルギー政策に関する意見聴取会に電力会社の社員が参加して意見を表明した問題を巡って、「野田佳彦首相から『いささかの疑念も生じさせてはいけないので遠慮してもらうようにしてほしい』と指示を受けた」
消費者庁は、平成21年9月の発足に伴い、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)に基づく表示基準の企画立案を担当することになり、農林水産省からの引き継ぎを受け、黒糖の表示の適正化を進めて参りました。今回は、本年3月に行った黒砂糖の定義の明確化及び「黒糖及び黒糖加工品」の原料原産地表示の義務化を中心に、これまでの取り組みを紹介します。 「黒糖」、「黒砂糖」の名称で流通している砂糖には、さとうきびの搾り汁を分離加工せずにそのまま煮固めたものと、「黒糖」、「粗糖」や「糖みつ」など様々な原料を使用して作られたものが販売されている実態があったことから、まず、平成22年3月に、農林水産省の取り組み結果を踏まえて、JAS法の解釈通知である「食品表示に関するQ&A」において「黒糖とは、さとうきびを搾ってそのまま固めたもの」である見解を公表し、それ以外のものは「黒糖」と表示することができ
カップに入れた黒砂糖(左)とブラウンシュガー(右) 黒砂糖(くろざとう)または黒糖(こくとう)とは、砂糖(含蜜糖)の一種。見た目は黒褐色の固形又は粉末状。原料はサトウキビで、茎の搾り汁に中和・沈殿等による不純物の除去を行い、煮沸による濃縮を行った後、糖みつ分の分離等の加工を行わずに冷却して製造したものを指す[1]。 英語ではスペイン語またはポルトガル語に由来するmuscovadoで[2] 、brown sugarの一種である。日本語でのブラウン・シュガー(茶色の砂糖の総称)とは異なる。 蜜分を多く含むことから白砂糖と比べると固まりやすく、大抵はブロックを砕いた程度の状態で販売されている。これを砕いたりすり潰したりし、あるいは煮溶かして料理や菓子の材料にしたり、コーヒーや紅茶に入れたりする甘味料として使われるほか、飴のように直接口にして風味を楽しむ。 黒砂糖はサトウキビのアルカロイドなどの各
東京電力の家庭向け値上げの是非を議論してきた消費者庁の有識者会議は17日、経済産業省の専門委員会がまとめた査定方針案への意見書をまとめた。福島第1原子力発電所の汚染水処理などの事故処理費を「原価に算入すべきでない」と指摘した。同社正社員の年収削減率も現在の20~25%から「少なくとも30%程度」に上積みするよう求めた。松原仁消費者担当相はこの意見書をもとに、枝野幸男経産相と詰めの協議に入る。経
北陸電力志賀原発1号機(石川県)の直下を走る断層が、13万~12万年前以降に動いた活断層である可能性が高いことが16日、経済産業省原子力安全・保安院の調査で分かった。国の原発耐震指針では、こうした新しい断層を原発の耐震設計上、考慮するよう定めている。 国は活断層の真上に原子炉など重要な施設を設置してはならないとしており、活断層と確認されれば志賀原発は「立地不適格」として、運転継続が困難になる可能性もある。保安院は17日に専門家会議を開き、現地での再調査の必要性について検討する方針。 活断層の可能性が指摘されたのは敷地内で南東―北西方向に走る「S―1断層」。
米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(AP=共同) 【神奈川新聞】<社説> ■地元との関係を壊すな 地元住民が飛行の安全に対する不安を払拭(ふっしょく)し得ていない状況で、なぜ配備を急がなければならないのか。それも、よりによって「危険な基地」という理由で、日米両政府間で返還が合意されたはずの基地に、である。 垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)へ配備することを、米政府が日本政府へ通告した。 機体は7月下旬にも岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げされ、安全性の確認や試験飛行を行った上で、普天間に8月に配備される予定だ。 米海兵隊が現在使用している輸送用ヘリコプターCH46は老朽化している。オスプレイが代替機となれば、最高速度や積載量が大幅に改善される。 空中給油も可能なため、航続距離も延び、南西諸島方面の防衛能力向上が見込めるという。 だが、オスプレイは開発
京浜急行バス(東京都港区)は12日、小湊鉄道と共同で、東京湾アクアライン経由で品川駅-三井アウトレット木更津(千葉県木更津市)を結ぶ直行高速バスの運行を今月14日から始めると発表した。同社が同アウトレットへの直行便を運行するのは2路線目。 同社によると、同アウトレット行きのバス路線で、4月から運行開始した横浜駅発着便が「増便するほどの好調ぶり」(京急)といい、需要があるとみて、品川駅発着の新路線を設けることにした。品川駅発着便は1日2往復で、大人運賃は片道1150円(往復2千円)。所要時間約50分。
東京電力が平均10.28%を求めている家庭向け電気料金の値上げについて、内閣府の消費者委員会の外部有識者が、少なくとも5%台に圧縮できると試算し16日、松原仁消費者担当相に申し入れた。 消費者委員会が今月10日にまとめた意見書をもとに、外部有識者の水上貴央弁護士らが削減幅を試算した。事業報酬費について、東電の申請の試算には「電力事業者に共通のルール」と「東電独自のルール」が使い分けられていると指摘し、「共通ルール」で一本化して試算。その結果、事業報酬費だけでも値上げ幅は1.46%圧縮できるとした。 そのほか、健康保険料の会社負担分の10%引き下げなどで計145億円を削減し人件費だけで0.38%、修繕費・委託費は、競争入札の徹底で少なくとも現状の10%を削減して1.48%−−などを圧縮できるとし、合計で「最大でも値上げ幅は5.8%にしかならない」と結論づけた。水上さんは「東電の経営状況に最大
モンキー・パンチさんのトークショー=釧路市 ルパン三世の秘話を公開 ルパン三世の原作者によるトークショー「モンキー・パンチ先生のお話をきこう!」が15日、北海道釧路市生涯学習センターで開かれた。 モンキー・パンチさんは、釧路市に近い浜中町出身。代表作の「ルパン三世」は、アニメ化40周年を迎えている。 トークショーでは、モンキー・パンチさんが「(ルパンの)仲間の次元は、ルパンを変装させているうちにできあがった」「漫画の構想は、『トムとジェリー』で、銭形がトムでジェリーがルパンでした」などと実際に絵を描きながら秘話を説明。訪れた市民らは、熱心に耳を傾けていた。 関連記事ルパン三世 いま何世?(12/12)銭形警部・五ェ門・峰不二子の声優一新 ルパン三世(10/9)「ルパン三世」の魅力に迫る本格的な展覧会(8/3)矢吹丈もキン肉マンもルパンも… 応援色紙販売で義援金(4/9)待てえ、ルパン
関連トピックス原子力発電所東京電力【動画】福島県内唯一、いわき・勿来で海開き波打ち際ではしゃぐ子供たち=16日午前、福島県いわき市の勿来海水浴場、小川智撮影 福島県いわき市の勿来(なこそ)海水浴場で16日、海開きがあった。 昨年の夏は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で県内17カ所の海水浴場すべてが休止。今年は、最も南に位置する1カ所だけ再開され、2年ぶりに浜辺に歓声が戻った。 海水の調査で放射性物質は検出されず、8月12日までの期間中、1日2回、放射線量の測定値が掲示される。 関連リンク〈MY TOWN茨城〉「さあ、泳ごう」海開き一斉に(7/15)宮城・福島で海水浴場再開へ 1カ所ずつ、7月オープン(7/4)ウミネコ1千羽、被災の海岸乱舞 宮城・気仙沼(5/31)福島県のニュースはMY TOWN福島でも
関連トピックス原子力発電所東北電力ピーマン畑の一角にある太陽光パネルの前にたつメンバーたち。後列左が代表の会沢テルさん 福島県三春町の農家の女性6人で作る「芹沢農産加工グループ」が太陽光発電による電気を冷凍庫や保管庫、もちつき機に利用し、農産加工品を生産している。東北電力の原発は再稼働していないが、「原子力発電にはもう頼らない」。そんな心意気を原発事故の影響に苦しむ福島から示す。 グループ代表の会沢テルさん(71)は「原発事故で一瞬にして、私たちの食に対する安全は否定された。原発に頼らない生活をしたい、と太陽光の利用を考えた」と話す。 太陽光発電の施設建設費は約100万円。通常価格の3分の1といい、原発事故後、町の農業女性と農業再生に取り組んでいる「福島・農と食再生ネットワーク」(西沢江美子代表)が支援金やカンパを集めて協力した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登
会計検査院は、国有地を個人や法人が未契約のままで占有している現状を改善し、「売却」や「貸し付け」の手続きをとるよう財務省に求めた。検査院は、速やかに手続きを進めるべき土地が1132件(32万5千平方メートル、21億円相当)に上るとしている。 問題の土地は田畑のあぜ道、のり面、里道、水路だったが、その後に形状が変わったり近くの民有地と一緒に宅地化されたりし、事情を知らない個人や法人が占有している。こうした土地が2009年度段階で279億円相当あったため、財務省は売却や貸し付けを進めるよう出先機関に通達。11年9月時点で28億5千万円相当(1745件)の土地について契約締結交渉に入っていた。 だが、検査院が調べたところ、このうち21億円相当は「相手側の意思がはっきりしない」といった理由で交渉が3カ月以上中断していたという。財務省は「個別に解決するために時間はかかるが、処理を進める」としてい
関連トピックス原子力発電所中部電力原発依存度などエネルギー政策について、それぞれの意見を述べる参加者たち=16日午後、名古屋市中村区、越田省吾撮影 将来のエネルギー政策について政府が国民の声を聴く意見聴取会が16日、名古屋市で開かれた。事前に申し込んだ86人の参加者が出席した。発言者には中部電力の社員もいて会場からヤジが飛ぶ場面もあった。 会では、政府が2030年の原発依存度に挙げた0%、15%、20〜25%の三つの選択肢について、それぞれを支持する3人ずつ計9人が意見を述べた。意見表明は希望者から無作為抽出された。この日は応募者352人のうち161人が意見表明を希望。0%支持は106人、15%は18人、20〜25%は37人だった。 意見表明では、中年男性が中部電力の社員と名乗ったうえで、20〜25%を支持する立場から発言した。「放射能で亡くなった人はいない」「原発のリスクが過大に評
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く