田舎に引っ越した。 車は持ってない。車なんて非効率だと思ってたし、30分ぐらいなら苦もなくいつも歩いていたから。 事前にgoogleマップさんにお伺いを立てて、徒歩30分圏内に必要施設が揃っていることを確認。 なんだ余裕じゃん、と引越実行。 初日で心が折れた。 なんで都会と田舎の徒歩30分がこんなに違うんだ。 車買います……
先日、都内に無数に存在する、電源を貸してくれ、珈琲のあとにお茶が出ることでよく知られる喫茶店チェーンで原稿を書いていた。不思議なことに、原稿書きに愛用しているこのチェーンでは、宗教、押し売り、保険から始まるありとあらゆる勧誘、マルチ商法を目にし、社会の恐ろしさと、「美味しい話」を疑うことなく、ほいほい契約する人々を何度も目撃して震撼してきた。その日は30代と思しき男女2人組の転職エージェントらしき人物が、ずっと転職希望者の面接を行っていた。 そもそも喫茶店のようなセミオープンな空間で本来それなりにセンシティブであるはずの転職の話を提案された時点で、そのエージェントを使う気はちょっとしないが、それでも次から次へと4、50代の中高年の男性が面接にやってくる。実際、否が応でも話がちらちら耳に入ってきてしまう。最初は景気が底を打ったといわれているから、人手不足で転職市場も活性化しているのかとも思え
一連の「弱者男性」議論と関連した下の匿名ダイアリーを読んでいて、ある既視感に遭遇した。 フェミニズムは、「女性の地位向上」ではなく「ジェンダーの不平等を解消するための運動」(ジェンダーフリー)だと私は理解しているんだけど、その観点から考えれば、女性のジェンダー不平等だけではなく、男性のジェンダー不平等も解消する義務がフェミニズムにはあると思う。少なくとも、理念上無視していい話ではない。 半世紀ほど前までの社会では、男性優位が圧倒的だったから、女性の地位向上だけを訴えていればよかったのだろうけれど、現代社会では女性が男性よりも優位に立っている場面も多くあると思う。それが最も顕著に現れているのが「性愛」の場であり、それゆえ弱者男性論は「非モテ」論と相性がいい。 フェミニズムはジェンダーフリー、男女平等を志向する運動であり、恋愛の場では女性が優位だという論法、これには色々と思うところがある。 「
Together 〜だれにも言えないこと〜 BS-TBS ゆうべ、酒に酔った目をこすりながら上記番組を眺めていた。 結婚したい/したくないについて色々な事を言っていた。経済的な理由や老後のことなど、いかにも挙げられそうな結婚のメリットと、独りでいたい・責任を持ちたくないといった、これまたいかにも挙げられそうなデメリットが語られていて、出演者の尽力によるものか、淀みなく番組は進行していった。 ただ、結婚をめぐる願望について、何か歯に挟まったような、(私には)すっきりしない表現が飛び交っていると感じた。 「群れていたい」「独りではいたくない」という欲求は、ここには無いのだろうか?みんな、誰かと群れたいとは思わないのか?「群れていたい」欲求を照らし出す表現の少ない番組構成に、私は微かな苛立ちを感じていた。この欲求があまり言及されないのは、想定視聴者がそうだからなのだろうか? 所属欲求よりも承認欲
「非モテ」と言うより「ミソジニー」の問題のような - NC-15 お前ら今日からミソジニーって言葉使うの禁止な - AnonymousDiary 「ミソジニー」は女性嫌悪、女性蔑視の意。男性→女性だけでなく、女性→女性もある。男性嫌悪は「ミサンドリー」(Wikipediaの解説)。 検索していたら、約一年前のこんな記事を見つけた。 マスメディアでの男性批判が、男性を女性嫌悪に走らせる - ARTIFACT@ハテナ系 ミソジニーで思い出したのが、内田樹の『エイリアン3』の分析だ。 エイリアン3 [DVD] シガニー・ウィーバーAmazonエイリアンシリーズの中で興行的に失敗だったとされる3は、ヒロインのリプリーが「常習的・遺伝的な性犯罪者」のみが収監されている囚人星に漂着し(2で助けた子供と仲間は死亡)、そこで囚人達の強烈な反発、憎悪、セクハラに晒され、最終的には彼らと共にエイリアンと闘うと
id:font-da は"手は差し伸べられるべき"とは言った。別にそれだけでよかった。のに、 限られたサンプルから"でも結局弱者男性のお望みはケアしてくれる女性なんでしょ?"なんて完全に余計なことを言って株を落とした。 そんなとこじゃないかと思う。 普段は"男性全体を叩いてるわけじゃない、個人を叩いてるわけじゃない、男性優位的な発想を叩いているのだ"てな顔をしてるのにこれだから。 --- 本人からブコメを戴いたので追記する。 font-da: 私は「手を差し伸べられるべき」とはフェミの文脈では書かないと思う。「社会制度の整備」と「自助的な繋がり」を重視するのは私のブログで変わらんとこやないの? 仰るとおり、"手は差し伸べられるべき"はフェミの文脈ではなく一般論としての『「社会制度の整備」と「自助的な繋がり」の必要性の肯定』を意図してこちらで換言させて頂いた。 自分はフェミニズムが主体的な活
なんでみんな「お前はこうあるべき」という姿を押し付けてくるんだろう。なんでみんな私に愚痴や相談を持ちかけてくるんだろう。ごめん、もう限界なんだ。誰の面倒も見たくないし話も聞きたくない。「私さんなら男がどんな状況になっても支えるよね?」知らんわ。支えない。「やっぱお姉ちゃんだし」知らんわ。妹だっているのに。相談に乗るフリして自分語りするやつ多すぎ。私に話しさせてよ。「タクシーで帰るのってどうなん?」って、そんなことまで話さなきゃいけないの?「魚とか煮るの?」煮てもお前には作らねえ。勝手に頑張り屋でしっかり者みたいな理想像押し付けないで。気持ち悪い。頼むからほっといてよ。もう人の話聞く余力ない。カウンセリング行ったら予約がとかなんか説明されてめんどくさくなったからそのまま帰った。私はお金払わないと誰にも頼れないんだ。弱音も吐けないんだ。友達だって最初は聞いてくれてても途中からカラオケ行こうぜだ
コミケに行って「自分もなんか作りたい」などと気の迷いをほざいてる人へ - かくいう私も青二才でね「自分もなんか作りたい」と言う気持ちを大事にして、大したことができない自分の現実を知って努力して、少しちやほやされて天狗になって、ちょっと多めに刷った同人誌や自信作の投稿作品で空振りして…それでも自分のダメさと向き合えたら、あなたは必ず何かを作れるようになるよ!次の「自分もなんか作りたい」を繋げられるようになるよ! 「勝手に観測」も青二才ほどじゃないけど、アクセス数が取れるようになったことで「僕はサイト運用能力とキュレーションについてはかなり高い能力を持ってる」ということが分かった。(まぁ、3年もはてなで人気ブログの地位をキープできた時点で薄々わかってたけどさ)— 三沢文也 (@tm2501) 2015, 5月 26 「勝手に観測」のノウハウは実は「さまざまなめりっと」と言うまなめさんのサイトを
ウォーリー・フィスター監督(クリストファー・ノーラン製作総指揮)、ジョニー・デップ主演の映画『トランセンデンス』で、ちょうどこのテーマが扱われている。 あらすじ(シネマトゥデイ): 人工知能PINNの開発研究に没頭するも、反テクノロジーを叫ぶ過激派グループRIFTに銃撃されて命を落としてしまった科学者ウィル(ジョニー・デップ)。だが、妻エヴリン(レベッカ・ホール)の手によって彼の頭脳と意識は、死の間際にPINNへとアップロードされていた。ウィルと融合したPINNは超高速の処理能力を見せ始め、軍事機密、金融、政治、個人情報など、ありとあらゆるデータを手に入れていくようになる。やがて、その進化は人類の想像を超えるレベルにまで達してしまう。 (↑画像は 「おすすめの洋画が一目でわかる名作視聴レビュー」さんより) 映画では人工知能と一体化した後のウィルの急激な進化と暴走のほうに重点が置かれていたが
衆議院選挙を間近に控えて、自民党の憲法改正案が話題になっています。 その中で、自民党の参議院議員片山さつき氏の次の発言が特に問題になりました。 国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました! 片山さつき on Twitter これに対し、「天賦人権論の否定なんて言語道断だ」という反応がある一方で、「天賦人権論なんておかしい、片山議員は正しい」という反論も複数出てきました。Twitter上での議論は既にかなりの量に上っています。以下のリストは私の目に付いたTogetterによる議論まとめを列挙したものですが、全部を網羅できてはいません。 自民党が公式に国民の基本的人権を否定し、さらに改憲案で日
むかしから、愛国心(patriotism)とナショナリズム(nationalism)はまったく違うものだとよく言われる。たとえば、ジャーナリストにして小説『1984年』や『動物農場』を書いたジョージ・オーウェルは、愛国心について次のように述べている。 「自分では世界中でいちばんよいものだと信じるが他の人びとにまで押しつけようとは思わない、特定の場所と特定の生活様式に対する献身」 (出典)ジョージ・オーウェル、小野協一訳(1968=1995)「ナショナリズム覚え書き」(川端康雄編『水晶の精神 オーウェル評論集2』平凡社、p.36。 他方、オーウェルはナショナリズムについては次のように述べる。 「人間が昆虫と同じように分類できるものであり、何百万、何千万という人間の集団全体に自信をもって『善』とか『悪』とかのレッテルを貼れるものと思い込んでいる精神的習慣」、「自己をひとつのネーションその他の単
【特集】株の道場 新NISA2年目も伸びる株 トランプ次期米大統領の政策など不透明感が強まる中、株式市場は一進一退を続けていますが、業績好調の日本企業は少なくありません。本特集では、発売前の『会社四季報』2025年1集・新春号から、ランキング形式を中心に有望銘柄情報をいち早くお届けします。また、専門家による2025年相場展望や日本経済・景気の先読み、2年目を迎える新NISA成長投資枠の使い方、四季報読破術など、間もなく始まる新年相場に向けて株式投資に役立つヒントを満載しています。 担当記者より 特集「株の道場 新NISA2年目も伸びる株」を担当した山本直樹です。『会社四季報』が発売される前に先取り情報をお届けする定番特集となります。 私も四季報記者として3カ月に一度、駆り出されます。長年慣れ親しんだ“お務め”ではありますが、決算資料の読み込みや取材を通じて重大な変化を見逃していないか、事実
「フェミニズムが弱者男性を弾圧・抑圧している」という議論とそれへの反論が話題になっています。この議論そのものは以前からみられるものですが、大きく話題になったのはこのまとめからでしょうか。途中までの流れは司馬光氏の記事にまとめられています。 最初のまとめの主題は「生活困窮する高齢男性」ですが、「困窮する高齢男性へのケアの方法論」といった問題はフェミニズム批判している側の主な論点にはなっていないようです。フェミニストであるfont-da氏の「弱者男性のケア」についての記事は、「弱者男性の不満は『ケア役割』の女性が自分に配分されないことではないか」と推測した点が「藁人形論法」であるとして批判されましたが(これが見当違いの推測であることは確かだと思います)、ケアの方法論などについての批判や提案はほとんど見られませんでした。 司馬光氏はフェミニズム批判の内実について次のように述べています。 何故弱者
筒井淳也 (2015年5月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2322],東京,x+209 pp., ISBN:9784121023223 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2015 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 「日本的な働き方」の社会的帰結 本書は,現在みられるような「日本的な働き方」がどのようにして成立したのかを現代史的に振り返り,さまざまな国際比較データを用いて,この国の「かたち」を浮かび上がらせようとする(第1〜2章).そして,未婚率の増加と出生率の低下,そして女性の社会進出を阻むのはこの「日本的な働き方」にほかならないと著者は指摘する.第3章ではその「日本的な働き方」の正体に迫る. まずはじめに,著者は欧米に広く見られる「ジョブ型職務給制度」に対する日本の「メンバーシップ型職能資格制度」について次のように定義
捨てられるモノの素材を生かし、新たな用途で生き返らせる「アップサイクル」という商品づくりが、環境意識の高まりで注目されています。大量生産と廃棄を繰り返す消費社会にあらがう動きで、ブランドを立ち上げているのは30代の若者たちです。 「PATINA(パティーナ) JAPAN(ジャパン)」(奈良市)は、捨てられる消防ホースからカバンや財布をつくっている。小島忠将さん(36)と福井淳さん(35)が2010年に立ち上げた。経年変化しているものもあり、カバンは1点ずつ違う風合いを持つ。 広告制作会社に勤めていた堀池洋平さん(34)が同僚の中村亮太さん(35)と06年に設立したモンドデザイン(東京都)。「SEAL(シール)」のブランドで、タイヤのチューブからカバンや財布をつくる。タイヤは国内のほかタイなど東南アジアからも仕入れ、国内3店舗に加え台湾やイタリア、スイスでも販売する。水に強くて丈夫なのが人気
http://anond.hatelabo.jp/20150530170049 どうもこの辺が、全体的にぐちゃぐちゃになってるっぽいので。 まずマチズモっていうのは、ベースに国家という発明がある。 国家は明示的な権利の主張と、それに服従する義務の組み合わせで構成されていて、これは近代国家に限らず……つまりギリシャのポリスだとか、メソポタミア文明だとか、あのレベルでも国家と言うものが発明された時点で存在している、言ってみれば国家と言うシステムの根幹にあたる。(初期の時点では、統治者は民を支配する権利を持ち、民は服従の義務を負う、といったものがベースになってはいるが、これ自体が分かりやすいマチズモの姿でもある) 中世辺りには半ば原始的な村社会にまき戻ったりしつつも、長い長い時を経て、これは人類に定着していった。 ただし、日本はこの発想が庶民レベルまで定着するのは、明治~戦後くらいまでかかった(
ネトフェミがしていることは、社会的少数者の在日韓国人を叩きながら、日本では日本人こそ差別されているなど頓珍漢なことを言っているネトウヨにそっくりである。ネトウヨにそっくりだから、排外主義になる。ネトフェミは自分に適う女性差別なるもののためには、極右とも容易に近付き、偏狭なナショナリストにもなるのである。 関連:被災地の性犯罪と強姦デマが関東大震災朝鮮人虐殺に繋がった ネトフェミとネトウヨが似ているのは、権力の勾配を考えないで、権力側にいるのに自らを被害者と思い、被害者叩きをするなと言うこと。何でも朝鮮人叩きで在日韓国人に何でも詰め寄り、何でも女性差別で健常者女性と障害者間の権力の勾配を考えずに、健常者女性への被害者叩きをやめろと言う。ネットで特に声が大きい二大害悪はネトウヨとネトフェミだが、ネトウヨ批判はここでもあらゆるところでされているので、ネトフェミというネットの害悪の代表について書い
セルフパブリッシング→商業デビュー 維羽裕介 スクールポーカーウォーズ 1 (ジャンプジェイブックスDIGITAL)作者: 維羽裕介,平沢下戸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/04/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る スクールポーカーウォーズ 2 (ジャンプジェイブックスDIGITAL)作者: 維羽裕介,平沢下戸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/06/04メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 集英社の編集者から直接連絡があった? ひっそりこっそりKindleで出版していた「明浜市立東本郷中学校ポーカー列伝!」ですが、来春に集英社さまより書籍化(予定)する事となりました! お買い上げいただいた皆様の応援のお陰です。本当にありがとうございました! ヤッタネ!— 維羽裕介 (@ibastrange) 2014, 12月 27 吉野茉莉
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