タイとの国境近くにあるミャンマーの犯罪拠点では、多くの外国人が監禁されて特殊詐欺に加担させられているとみられ、タイ当局は今月18日の時点でおよそ1200人の外国人が解放されていると明らかにしていました。 解放された外国人はタイ側に順次移されることになっていて、タイ当局によりますと20日、中国人およそ200人がミャンマーと国境を接するタイ西部のメーソートに移されました。 中国人はその後、チャーター便で帰国するということで、タイ側の施設では、到着した人たちが当局の関係者に誘導されてバスで空港に向かい、飛行機に乗り込んでいました。 タイ当局としては、特殊詐欺の拠点から解放されたほかの外国人についても段階的にタイ側で保護する方針で、ミャンマー国内の拠点に日本人を含め、多くの外国人がいるものとみて、救出を急ぐことにしています。 ミャンマーを拠点に特殊詐欺などを行う大規模な犯罪グループをめぐっては、被
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