気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (働くその1から読む) (働くその2から読む) (働くその3から読む) (働くその4から読む) (働くその5から読む) (働くその6から読む) シャドウワーク そしてこの観点から眺める限り、労働活動を支えるさまざまな営みは、生産性の低い、補助的な活動として貶められることになる。それをもっとも象徴的に示すのが、女性の家事だろう。労働者が生産活動に従事するためには、食事をし、休息し、睡眠しなければならない。資本主義社会においては、これらの活動は女性が担当するものとされていた。そしてこうした活動には、賃金は支払われないのである。 フェミニストたちがかつて、女性の家事労働にも賃金の支払いが行われるべきであることを主張したのは、ある意味では当然の要求だ
