先日のイベント、デイリーポータルZエキスポに中学生だというファンの方があそびに来てくれていた。 この方にかぎらず、学業のかたわら当サイトを楽しんでくれている中学生の読者も大勢いらっしゃるようで、うれしい限りだ。 しかし、いつまでもただ喜んでばかりいてもよくないだろう。 たまにはなにかお返ししようと思う。 デイリーを読んでいて勉強がおろそかにならないように、今回は試験に役立つ記事をお送りしよう。 (工藤 考浩) xとyの答えを統計で求めてみよう というわけで、中学生の勉強の役に立ちたいと考えた結果、数学の答えを求めてみようということになった。 数学といえば「xとyの答えを求めよ」のフレーズが有名な、方程式である。 このxとyには、何となくだがよく出てくる数字と、あまり出てこない数字があるのではないかと、僕は中学生の頃からぼんやりと思っていた。 たとえば「x=-2」なんていう答えはよく見かける