将棋の世界には師匠と弟子の関係があり、昔は弟子が師匠の家に住み込み、身の回りの世話をするなど、厳しい上下関係があった。しかし時代と共に、師弟関係のありかたは変化しつつあるという。藤井聡太竜王の師・杉本昌隆八段は「師匠に威厳はいらない」と語る。杉本八段にとっての“理想の師弟関係”とは何か。また、近年問題視されている指導者によるハラスメントについてどう思うか、話を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――なぜ、将棋の世界には師弟関係というものがあるのでしょうか。 杉本昌隆: 奨励会に入ってプロを目指していくためには、師匠の名前がないといけません。プロになりたいと思った少年少女は、必ず誰かプロの棋士の弟子にならなければいけないんです。そのため、いくら才能がある子であっても、必ず誰か師匠につかなければならないんですよね。だから、将棋の世界において、師匠は保証
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