重症者以外は自宅療養が基本 感染急増地域で適用―政府 2021年08月02日22時27分 新型コロナウイルス感染症の医療提供体制に関する関係閣僚会議で発言する菅義偉首相(右端)=2日午後、首相官邸 政府は2日、新型コロナウイルスの流行を受けて、感染者の入院に関する新たな考え方を公表した。東京都などの感染急増地域では、重症者や重症化リスクの高い患者を重点的に入院させ、それ以外は基本的に自宅療養とすることを可能にする。感染力が強いインド由来の変異株(デルタ株)が流行する中で病床逼迫(ひっぱく)を防ぐ。 小池都知事、感染最多「1月と中身違う」 ワクチン効果を強調 菅義偉首相は同日、新型コロナに関する関係閣僚会議で「重症患者やリスクの高い方は確実に入院できるように病床を確保する。それ以外の方は、症状が悪くなればすぐに入院できる体制を整備する」と述べた。 政府はこれまで、重症化リスクの高い患者を中心
