ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(2021年1月17日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP 【2月18日 AFP】ロシア北極圏の刑務所で死亡した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の陣営は17日、遺体の引き渡しに応じない当局を「殺人犯」であり、「痕跡を隠蔽(いんぺい)している」と非難した。 ナワリヌイ氏の広報を担当するキラ・ヤルミシュ(Kira Yarmysh)氏によれば、母リュミラ・ナワルナヤ(Liumila Navalnaya)さんと弁護士は17日、収監先の刑務所を訪れたが、遺体との対面を拒否された。 陣営はテレグラムへの投稿で、「殺人犯が痕跡を隠蔽したいがためにアレクセイ(・ナワリヌイ氏)の遺体を引き渡さず、母親からも隠しているのは明らかだ」と指摘した。 ヤルミシュ氏はオンライン配信で「ロシア当局は、アレクセイ