2019年5月10日のブックマーク (5件)

  • 三菱商事、退くに退けぬ千代田支援

    経営再建中のプラント建設大手、千代田化工建設の再建策が9日、発表された。株主の三菱商事と三菱UFJ銀行が総額1800億円を投融資する。千代田化工の経営危機は今回で3度目となり、過去2度とも三菱商事は救ってきた。3度目になっても、三菱商事が千代田化工を救う背景には、筆頭株主として、退くに退けぬ事情があった。 千代田化工が実施する第三者割当増資を三菱商事が引き受け、700億円を投じて千代田化工の優先株を取得する。ほかに三菱商事が900億円の長期融資、三菱UFJ銀行が200億円の劣後ローンで対応する。三菱商事は前機械グループCEO(最高経営責任者)の大河一司氏を、千代田化工の会長兼CEOとして送り込む。千代田化工の山東理二社長兼CEOは、社長兼COO(最高執行責任者)として残留する。 9日に発表した千代田化工の2019年3月期の最終損益は2149億円の赤字だった。三菱商事らの金融支援を受けて、債

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  • 安倍首相にとって衆参W選と消費税再増税延期がベストな理由

    きし・ひろゆき/1962年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。経済財政政策担当大臣、総務大臣などの政務秘書官を務めた。現在、エイベックス顧問のほか、総合格闘技団体RIZINの運営などにも携わる。 岸博幸の政策ウォッチ 小泉政権時代に竹中平蔵氏の秘書官を務め、数々の構造改革を立案・実行した岸博幸氏がテレビや新聞が決して報じない知られざる政治の裏側を暴きます。 バックナンバー一覧 安倍政権にとって当面の課題は、7月の参院選と10月の消費税再増税。これらの重大な局面でどのような判断を下すのが合理的なのでしょうか(写真はイメージです) Photo:PIXTA 安倍政権にとって衆参W選に 政治的合理性がある理由 天皇の生前退位と新元号への移行、そして10連休という国家的な大イベントが終わりました。その間は動きが止まっていた政治と政策がこれからまた動き出すことになりますが、当面

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  • PC業務のエキスパートが教える「私が一番使っているショートカットキー」

    ショートカット・Outlook研究家。 1988年高知県生まれ。北海道大学工学部卒業後、サントリーフーズ株式会社に入社。サントリーグループ内にて、営業・人事を経て現在新規事業に携わる。人事部で働き方改革を担当するなかで、アウトルックスキルの獲得による業務生産性の大幅向上の余地を発見。ライフワークとして研究を重ね、独自にノウハウを蓄積。研究したノウハウをスキルシェアサイト「ストアカ」を通じて発信したところ、個人だけでなく法人からも講演オファーを受ける大人気講座に。最高ランクとなるプラチナバッジを獲得。セミナーの満足度95%と極めて高い評価を得ており、パラレルキャリアの第一人者として、「News Picks」「FNN.jp」「NHK WORLD」など、数々のメディアに取り上げられている。アウトルックスキルという言葉を普及させる事で、「アウトルックの技術」の必要性を顕在化させ、日全体の業務生産

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  • 米国にハイジャックされた原油市場 「関税引き上げ」で下落、「イランとの緊張」で上昇 | JBpress (ジェイビープレス)

    イランが「活動をエスカレートさせている」ためイラク首都バグダッドを訪れたマイク・ポンペオ米国務長官(2019年5月7日撮影)。(c)MANDEL NGAN / POOL / AFP〔AFPBB News〕 その主な要因はすべて米国発と言っても過言ではない。 4月22日に米国政府が「5月2日からの適用除外を廃止してイラン産原油の輸出をゼロにする」と宣言したことで、WTI原油価格は1バレル=65ドル近辺で令和の時代を迎えた。しかし、5月2日に米国の原油在庫が市場予想を上回る規模で増加した(993万バレル増)ことが判明すると、同61ドル台に急落した。 WTI原油価格はその後1バレル=62ドル台に回復したが、5月5日にトランプ大統領が「中国の知的財産権侵害などを理由に2000億ドル分の同国製品に課す関税を、5月10日から現在の10%から25%に引き上げる」と表明すると、「日量約1300万バレルの中

  • 北朝鮮のミサイル再発射を許したポンペオ発言の大罪 日米韓を舐め切って再発射、さらに図に乗る北朝鮮 | JBpress (ジェイビープレス)

    北朝鮮で今月4日、長距離多連装ロケット砲と戦術誘導兵器の「攻撃演習」を指導する金正恩朝鮮労働党委員長。国営朝鮮中央通信提供(2019年5月4日撮影、5日公開)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS〔AFPBB News〕 (黒井 文太郎:軍事ジャーナリスト) 5月4日に引き続き、わずか5日後の9日、北朝鮮は再び短距離ミサイルを発射した。韓国軍合同参謀部の発表によれば、今回は、北朝鮮北西部の中朝国境に近い平安北道・亀城から、東方向に向かって2発が発射されたとのことである。 1発目が発射されたのは午後4時29分頃。飛行距離は約420キロメートル、最大高度は約50キロメートルだった。2発目の発射は午後4時29分頃で、飛行距離は約270キロメートル、最大高度は同じく約50キロメートルとのことだった。

    北朝鮮のミサイル再発射を許したポンペオ発言の大罪 日米韓を舐め切って再発射、さらに図に乗る北朝鮮 | JBpress (ジェイビープレス)