【釜山聯合ニュース】韓国の労働組合組織が南部・釜山の日本総領事館前に、日本による植民地時代に強制徴用された労働者を象徴する像を設置することを検討している。この日本総領事館前には市民団体が設置した旧日本軍慰安婦の被害者を象徴する平和の少女像もある。少女像が韓日外交にあつれきを生み、日本政府と韓国外交部が少女像の移転を要求する中、労働者像の設置は難航が予想される。 全国民主労働組合総連盟(民主労総)の釜山地域本部が7日、労働者像の設置運動を始めることを明らかにした。 労働組合の二大全国組織である民主労総と韓国労働組合総連盟(韓国労総)は、植民地時代に日本に強制徴用され犠牲になった労働者が少なくとも70万人に上るとし、今年からこの事実を広く知らせ、日本政府に謝罪と賠償を求める運動を展開している。各地の象徴的な場所に犠牲者を記憶し悼むための労働者像を設置しようと動き出した。 釜山では、日本政