かつてはビル・ゲイツに次いで世界で2番目の億万長者の座を安定して保ち、”投資の神様”と呼ばれているウォーレン・バフェット(Warren Buffett)が大株主で会長・CEOを務める世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)が数日前、同社が2016Q1で981万株のApple株式を所有したことを発表した。 「あのウォーレン・バフェットが10億ドルをかけてリンゴ(Apple)をかじった」という題名で米国ではセンセーショナルに伝えられているこのニュース。 「知らない分野には投資しない」という信条を貫いてきた世界で最も尊敬される投資家のバフェットだが、そのバフェットが数十年の間ほとんど投資してこなかった分野「IT・テック業界」への投資によって、バークシャー・ハサウェイはAppleの56番目の大株主となった。当時のAppleの株価から見れば、その価値は1