自民党政権下では円高により購買力が上がり、内需が拡大するものとしてよいものとして扱っていた。典型的なのは三橋貴明。円高がよい理由を物語形式で書いた。全文は以下のサイトに載っている。 http://kaze.chesuto.jp/e133405.htmlhttp://kaze.chesuto.jp/e133409.htmlhttp://kaze.chesuto.jp/e133411.html主張は例えば作中人物の次のような言葉に現れている。 「まあ、輸出企業が厳しいのは、円高よりも世界的な需要の縮小のほうが原因としては大きいと思うけど、だからこそ、世界中の政府が財政支出をして景気を下支えしようとしている。そんなときに、日本だけが何もしないわけにはいかないよ。なにしろ円高という日本の内需に対する絶好の追い風が吹いているんだから。 だいたいサブプライム危機やリーマン・ショックで、主立った国はみん
