MF宇賀神友弥が、初めて敵として同じピッチに立つ山形のGK山岸範宏について思いを語った。 宇賀神にとって山岸は「自分が浦和に来てから本当にお世話になった先輩の一人」。それだけに「そういう選手から点を取って成長した姿を見せたい」。JFA・Jリーグ特別指定選手時代も含めて5年半、同じチームでプレーしていただけに、プレーはもちろん性格も理解している。「ギシさんの性格上、浦和の誰に取られても相当悔しがるだろうから、そういう姿を見たい。去年は良い思いをしているので、その分、やってやりたい」と不敵な笑みを浮かべた。 ただ、相手は山岸だけではない。「いつも同じだけど、チームが勝つために何をするのかが大事」。明治安田J1・1st第1節湘南戦(3○1)で1ゴール1アシストをマークし公式戦初勝利をもたらした宇賀神が、尊敬する先輩の悔しがる姿を見るため、そしてチーム2連勝のため、埼スタのピッチで奔走する。