ホンダが2008年末、苦渋の決断で開発を中止した『NSX』の後継車。米国の自動車メディア、『モータートレンド』は22日、「ホンダが再び開発に着手したようだ」と伝えている。 同メディアによると、NSX後継車はハイブリッドパワートレインを採用。これは、3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたものだという。2008年の開発中止発表の際には、次期NSXにはV10エンジン搭載が計画されていたから、ホンダは開発方針をエコ方向へ大きくシフトしたことになる。 またプラットフォームは、『アコード』用がベース。その理由を同メディアは、「コストダウンが目的」と説明する。ホンダは2008年、次期NSX開発中止の理由を、「限られた経営資源を有効活用するため」としていたから、アコードのプラットフォームを使うことが、開発再開の前提条件だろうか。しかし、ハンドリング性能を高めるためにエンジンはミッ