「外から日本を見たいという思いがすごく湧いてきて、脳みそから汗が出るほど勉強した」 自民党総裁選(27日投開票)に出馬している小泉進次郎元環境相(43)は、米ニューヨークにある名門コロンビア大大学院への留学時代を動画サイト「ユーチューブ」の自身のチャンネルでこう振り返る。 「睡眠時間は基本3時間くらい」「ニューヨークという街は僕にとっては胸が苦しくなるような、修行の地。自分のことを鍛えてくれた、そんな街としての記憶がすごく強い」とも話す。 その後の政治家人生にも大きな影響を与えた留学生活は一体、どんなものだったのか。恩師であるコロンビア大のジェラルド・カーティス名誉教授が毎日新聞のインタビューに応じ、様子を明かした。 「良い青年だな」。2004年にカーティス氏が小泉氏に初めて会った時の第一印象だ。小泉氏は当時、コロンビア大の付属語学学校で英語のレベルアップに励んでいた。それまで面識がなかっ