[2016年5月9日] 前回は 過積載の危険性と背景 その3 〜過積載の危険性〜 にて、車体の設計重量以上の重さの荷物を積載する事(過積載)による危険性についてご紹介しました。 今回ご紹介する「軸重」も重量に関するものです。 道路法に基づいて定められている車両制限令、道路運送車両法の保全基準により、軸重は10トン以下、輪荷重は5トン以下と定められています。この規制値を超える車両を通行させるときは、通行しようとする道路の道路管理者に申請し、許可を受けなければなりません。 ■軸重とは? タイヤを支える車軸にかかる重量です。 ■なぜ規制するのか? 軸重は道路保全の観点によって規制されています。 ちなみに、運転免許取得の際に勉強するのは、交通安全を目的に規定されている道路交通法です。 荷台に乗せた荷物の重量はタイヤを通して道路に伝わります。 道路を通行する車両の重量を想定して、それに耐えられる仕様