集団でパトカーに消火器を投げ付けたり、交番のガラスを割ったりしたとして、埼玉県警は8日、茨城県猿島郡の高校1年生2人を含む15~16歳の少年5人を器物損壊容疑などで再逮捕したと発表した。 調べに対し、5人は「パトカーに追いかけてほしくてやった。茨城では夜、パトカーがあまり走っていないので、埼玉まで来た」と供述しているという。 発表によると、5人は昨年10月26日未明、埼玉県久喜市内で、パトカーに消火器を噴射し、消火器2本を投げつけ、サイドミラーなど(約15万7000円相当)を壊したほか、交番のガラス2枚を金属バットのようなもので割るなどした疑い。 5人は、この4日前にも消火器で交番の出入り口のガラス2枚を割ったとして、器物損壊容疑で逮捕されていた。地元の遊び仲間で、昨年7月頃から、警察官らを挑発し、スクーターで逃げる遊びを繰り返していた。