イプシロン打ち上げ中止=19秒前に異常、新型ロケット−「機体問題なし」宇宙機構 イプシロン打ち上げ中止=19秒前に異常、新型ロケット−「機体問題なし」宇宙機構 打ち上げが中止され、発射台に残ったままの新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機=27日午後2時18分、鹿児島県肝付町 宇宙航空研究開発機構は27日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で予定していた新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機の打ち上げを中止した。午後1時45分の発射予定時刻に向け、70秒前に自動カウントダウンが始まっていたが、19秒前に姿勢の異常を検知し、ロケットに点火する前に停止した。宇宙機構が詳しい原因を調べている。 〔写真特集〕ロケット発射 リフトオフ!! 開発責任者の森田泰弘宇宙機構教授は記者会見し、イプシロンのロケット本体に異常はなく、本体と地上の姿勢制御データのやりとりに問題があったことを明らかにした。