d-laboセミナー「これからの知―情報環境は人と知の関わりを変えるか」(NDL長尾真館長と濱野智史さんの対談)に参加してきました。詳細はid:min2-fly氏がまとめているので、そちらをご覧頂ければよいとして…ここでは、最近ちょっと気になっていることを(遅ればせながら)ツラツラと書いてみようと思います。 話は少し遡ります。先日の第一回ウェブ学会シンポジウムは、仕事の合間に皆さんがtsudaるのをブラウズするくらいしかできなかったのですが、そこで気になるフレーズが飛び込んできました。 NDLの長尾館長の「図書館の強みは信頼性に裏付けられた知の基盤である」というニュアンスの言葉に対して、誰かが「『信頼性』という既得権益を手放さないのね」的なツッコミをtwitterで入れていました。これは、図書館における「知(ナレッジ)」とはどうあるべきなのか?ということをこの3月まで5年に渡って考えること