米経済は病んでいるという認識のトランプ米大統領は、経済の立て直しという公約を掲げて選挙戦を勝ち抜いた。2期目のトランプ政権が始まってから1カ月半が過ぎ、その治療は痛みを伴い得るという兆候が表れ始めている。 トランプ氏は「黄金時代」が到来するというビジョンを米国民に語り続けている。しかし、関税計画とその撤回が相次ぎ、世界的な貿易戦争と株式相場の急落を引き起こした1週間を経て、トーンはやや変化した。

選択的夫婦別姓をめぐり、自民党の作業チームの会合が開かれ、経団連の担当者は、1996年の法制審議会の案を評価する考えを示し、早期の制度の導入を求めました。 6日午後開かれた、自民党の氏制度のあり方を検討する作業チームの会合にはおよそ60人の議員が出席し、去年、選択的夫婦別姓制度の導入を提言した経団連の担当者らから意見を聴きました。 経団連の担当者は、女性の活躍が広がる中、海外では戸籍上の姓とビジネスで使う旧姓が異なる場合トラブルが生じることや、姓を変えることへの心理的な抵抗があるなどと指摘しました。 そして、選択的夫婦別姓制度を導入し、子どもの姓は結婚の際に夫か妻のどちらの姓に統一するか決めるなどとした、1996年の法制審議会の案を評価する考えを示し、早期の制度の導入を求めました。 これを受けて、出席した議員からは「姓の選択は人権の問題であり解決に向けて取り組むべきだ」などと賛同する意見の
結局受賞は逃したものの、伊藤詩織さんの映画『Black Box Diaries』は、米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に日本人の監督作品として初めてノミネートされたという世界的評価を得た作品だ。しかも、海外では数々の賞を受賞し、上映や配信もなされているにもかかわらず、日本では公開の目途も立っていないという、極めて異例の現実に直面している。 2024年10月に続いて、先日2月20日にも外国特派員協会で、伊藤さんと一緒に裁判を闘ってきた旧弁護団がこのままでの映画公開は人権侵害にあたるという、これまた異例の記者会見を行い、それ以降、ネットを中心に、激しい議論が交わされている。 この一連の経緯や、問題とされている事柄は、ドキュメンタリー映画の本質に関わる、とても深刻で重要な意味を持っている。 2月20日には、午前中に旧弁護団が会見を行った後、午後に予定されていた伊藤詩織さんの会見は、体調不良で急
選択的夫婦別姓制度導入をめぐる議論では、「夫婦が別姓を選ぶことによってどちらかの親と別姓になると、子どもがかわいそう」などという反対意見がみられる。しかし、そうした主張は、はたして現実的なのか。国内外の家族法制とその影響に詳しい、慶応大・阪井裕一郎准教授(家族社会学)に聞いた。 ――まず、「子どもがかわいそう」という主張に対し、どう受け止めていますか。 ◆はっきり言ってしまえば、反対派の論理は破綻している。事実婚や子連れ再婚、国際結婚などで親と子の名字が違う家庭は既に多くあり、そうした親子への侮辱でもある。また、夫婦が子どもを持つことを前提にした論法であり、論理的には子どものいない夫婦については別姓を認めるべきだと主張しなくてはならない。 ――「家族の絆や一体感の維持」も理由に挙げられています。 ◆現行制度でも、結婚すれば改姓した(主に)女性側は、自分の親と名字が異なることになる。反対派の
会見で伊藤詩織氏に聞きたかったこと本作品に関する懸念事項は、2024年10月に伊藤詩織氏の民事訴訟の元代理人である西廣陽子氏らによる記者会見によって提起された。 西廣氏らは公に呼びかけることで伊藤氏に必要なアクションを取ってもらいたいと話したが、再編集がなされぬまま世界中での上映が続いている事態と、前回記者会見から西廣氏らのもとに寄せられた無断使用に関する複数の連絡(匿名を希望)を踏まえ、西廣氏らは今年2月に再度記者会見を行ない、追加論点を明らかにした。 なお、当初は2月12日を予定していたが、伊藤氏側からも説明の機会が同日に欲しいとの申し入れにより、会見は2月20日へと再調整。 変更前作品(海外上映中の作品)の上映会・西廣氏らの会見・修正後の作品の上映・伊藤氏ら(伊藤詩織監督、エリックニアリプロデューサー、弁護士2名)による会見と一日がかりのスケジュールが組まれていたが、伊藤氏にドクター
Published 2025/03/04 13:42 (JST) Updated 2025/03/04 15:51 (JST) 加藤勝信財務相は4日の衆院財務金融委員会で、森友学園に関する財務省の決裁文書改ざん問題を巡り、同省から大阪地検特捜部に提出された関連文書を開示すると明らかにした。森友学園との交渉記録に関する内部のやりとりなどは今後1カ月をめどに開示する。 財務相は「個人の権利を害する恐れのあるものなどに最低限のマスキングなどを施した上で開示する」と述べた。検察とのやりとりを示す文書や依頼に基づく文書は除く方針を示した。自民党の福原淳嗣氏への答弁。 改ざんを苦に自殺した元近畿財務局職員赤木俊夫さんが取りまとめた文書は6月上旬をめどに開示するとした。主要な文書の開示には1年を要するとの見通しも示した。 赤木さんの妻が関連文書の存否を明らかにせず不開示とした国の決定取り消しを求めた訴訟
アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談は28日、日本時間の1日未明にホワイトハウスで行われました。 会談の冒頭は報道陣に公開され、ロシアへの外交姿勢や停戦に向けた立場をめぐり、同席していたバンス副大統領も加わる形で激しい口論に発展しました。 一方で、ゼレンスキー大統領は「われわれは単に停戦だけを受け入れることは決してない。安全の保証がなければ機能しない」と強調しました。 そして予定していた鉱物資源の権益をめぐる合意文書への署名が見送られ、共同記者会見も中止となりました。 トランプ大統領は数日前までは、鉱物資源の権益をめぐる協議でウクライナと合意にいたらないことに不満を示し、ゼレンスキー大統領のことを「独裁者」と呼んで非難していました。 今回の首脳会談を通じて双方はぎくしゃくした関係の改善につなげたい考えでしたが、かえって対立が深まる異例の事態となり、ウクライナでの停
国民には1円単位での細かい納税を課しながら、政治家には“特権の抜け道”が用意されている──自民党の派閥裏金問題はそうした構造が国民の怒りに火をつけ、今国会でも元安倍派事務局長の参考人招致問題が紛糾している。そして本誌・週刊ポストは裏金問題よりもさらに根深い、世襲政治家の特権をめぐる新事実を掴んだ。【前後編の前編】 【図解】岸信千世氏が安倍晋三元首相の政治資金を“無税相続” そのカラクリを徹底解剖 出世街道を走るサラブレッド いま国民は実質賃金が上がらないうえ、度重なる増税で家計負担は重くなる一方だ。富裕層も相続税の課税強化や最高税率引き上げで相続のたびに資産を奪われ、どんな資産家でも「3代で財産を失う」と言われる。 だが国民の重税感を尻目に、世襲政治家たちは政治資金の“無税相続”という特権を享受し続けており、2024年12月に野党5党が共同提出した「政治資金世襲禁止法案」はいまだ審議が始ま
橋本愛喜(Aiki Hashimoto) @AikiHashimoto 現ライター&ヤフーオーサー&メディア研究&超ド現場主義/元工場経営者&トラックドライバー&日本語教師 /執筆分野:ブルーカラー、労働、交通、人権、差別、ジェンダー、ハラスメント、憲法21条、誹謗中傷など /『トラックドライバーにも言わせて』(新潮新書)など/執筆・出演・講演依頼はDMで aikihashimoto.com 橋本愛喜(Aiki Hashimoto) @AikiHashimoto 働くクルマの前にまだこんな格好させた女性立たせるメーカーの感覚疑う。これで女性ドラ増やそうとかマジでどうかしている いすゞの「凄すぎトラック」ビジネス派もレジャー派も絶対に見逃せない、独自カスタマイズがズラリ【いすゞ エルフミオ】(月刊自家用車WEB) news.yahoo.co.jp/articles/86607… 2025-0
政府が高額療養費制度の利用者負担の上限を見直す方針を示していることをめぐり、2025年2月21日の衆院予算委員会での石破茂首相の答弁が批判を浴びている。 【画像】「キムリア」は「1回で3000万円」 石破氏は、がん免疫治療薬「オプジーボ」や白血病などの点滴薬「キムリア」といった具体的な薬剤を挙げて、高額な薬剤が財政を圧迫していることを説明し、これが「患者側から『薬を使う患者を傷つけた』の声」なとど報じられたこともあって、反発が広がっている。もっとも、問題になった発言の直前には、受診抑制を防ぐ必要性にも言及している。 ■「人が死んでもいいとか、そんなことは夢さら思っておりません」 批判が出ているのは、立憲・酒井菜摘衆院議員に対する答弁。看護師として患者や家族のケアに携わってきたという酒井氏は、自身もがんを患った経験があると明かした上で、高額療養費制度の上限見直しに関する島根県の丸山達也知事の
東京新聞の望月衣塑子記者は20日、映像ジャーナリストの伊藤詩織さんが自身の性被害をテーマに監督したドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」で無許可映像が使用されている問題について、東京都内の日本外国特派員協会で記者団の質問に応じた。映画は米アカデミー賞にノミネートされるなど海外で評価されているが、望月記者は「海外で受け入れられても踏みつけられる人はどうなるのか。支援者や無断使用されている人たちを苦しめない方向で映像を作り直してほしい」と訴えた。 「記事伝わったか」≪望月記者は今年1月14日、映画について「女性記者たちが性被害などを語った非公開の集会の映像が、発言者の許諾がないまま使われていた」とする記事を執筆。これに対し、伊藤さんは2月10日、名誉を毀損されたとして損害賠償を求めて東京地裁に提訴した≫ ──望月記者が記事で指摘した「非公開の集会の映像」も再編集されると一部で
各医療機関に国から送られてくるマイナ保険証利用促進のポスターやチラシ=東京都江戸川区で2024年11月18日午後2時11分、松本光樹撮影 厚生労働省は18日、1月のマイナ保険証の利用登録の解除申請が1万3212件あったと公表した。解除申請は昨年10月下旬から受け付けが始まっており、累計の申請数は5万8426件に上った。 マイナ保険証は加入する健康保険組合など(国民健康保険は自治体)に申請すると解除できる。原則所定の申請書を提出するが、マイナポータルからオンラインで受け付ける自治体もある。実際の解除は申請した翌月末に反映される。解除すれば、資格確認書を受け取ることが可能だ。
石破茂首相は17日、森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した元近畿財務局職員の妻、赤木雅子さんと国会内で短時間、面会した。
森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんをめぐり、石破総理大臣は17日午後、自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんと国会内で短時間、ことばを交わしました。 このあと雅子さんは記者団に対し「委員会を傍聴し、距離は遠かったが石破総理大臣の声が聞こえ夫に対する気持ちも伝わった。その後、1メートルぐらいの距離で会うことができ、すごく温かい気持ちを再び感じることができた。夫のために石破総理大臣は100%、できるかぎりのことをやり文書の開示を進めてくれると思う。夫のようなつらい思いをして亡くなる人が1人でも減るようになればいいと思う」と話していました。 さらに「石破総理大臣は個人的には夫の墓参りに行きたいと発言してくれたが、お忙しいので無理をして来てもらおうとは思わない。夫がきょうことばを聞いていたと思うのでそれだけで本当に十分だ」と話していました。
自民党の高鳥修一・元衆議院議員は、立憲民主党の野田代表が去年の選挙で行った演説の中で自身について「裏金をつくった人だ」などと述べたことが公職選挙法違反にあたるとして警察に告訴状を提出し、受理されたことを明らかにしました。 自民党の高鳥修一・元衆議院議員は、14日午後、国会内で記者会見しました。 この中で、高鳥氏は、立憲民主党の野田代表が、去年の衆議院選挙の期間中に選挙区内の新潟県上越市で行った応援演説の中で、自身について「裏金をつくった人だ」とか「500万円以上の脱税の疑いがある」などと述べたと説明しました。 その上で、こうした内容が当選させない目的での虚偽事項の公表を禁じている公職選挙法に違反し、名誉毀損にもあたるとして、先月、警察に告訴状を提出し、受理されたことを明らかにしました。 そして「政治資金の不記載をもって『裏金をつくった』と断定し、何の根拠もなく『脱税の疑いがある』と非難する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く