バルセロナ発--いまやセキュリティシステムは、携帯電話をターゲットにした初期の頃のウイルス攻撃をブロックできるようになった。しかしモバイル業界は、今後普及すると見られるGoogleの「Android」のようなオープンソフトウェアプラットフォームに潜む、新たなリスクに直面している。 2004年以降、携帯電話を使用不能にしたり、費用のかかるメッセージや不要な通話で高額な利用料を発生させたりするウイルスが次々に登場し、セキュリティ技術市場を新たな局面へと導いてきた。 「Androidが完全にオープンなプラットフォームになるとしたら、(中略)そして、そうしたプラットフォームが広く普及すれば、現在の(携帯電話)プラットフォームの王者『Symbian』の場合よりもリスクは大きくなる」と、セキュリティソフトウェア企業F-Secureの調査責任者Mikko Hypponen氏は述べている。 セキュリ