政府は11日、京都、大阪、兵庫の関西3府県に新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を再発令する方向で調整に入った。早ければ13日にも決定する見通しだ。政府、与党関係者が明らかにした。7日に再発令を決めた首都圏4都県以外も新規感染の高止まりが続き、抑止に向けた強いメッセージが必要と判断した。3府県の知事が9日、西村康稔経済再生担当相とオンラインで会談し、発令を要請していた。 一方、愛知県の大村秀章知事は11日、岐阜県とともに12日にも緊急事態宣言の再発令を政府に要請する考えを示した。政府の対応が焦点となる。