オープンソースソフトウェアは一体誰のものなのか、というテーマを考える上で、現在のMySQLは格好の材料だ。 2008年2月、Sun MicrosystemsがMySQL Abを買収 2009年1月、MySQLの創設者Monty Wideniusが、MySQLのコミュニティブランチであるMariaDBをリリース 2009年2月、Monty WideniusはSunを退社し、MySQL関連のエンジニアリングサービスとMariaDBの開発をするMonty Program Abを設立 2009年4月、OracleがSunを買収 2009年5月、Monty Wideniusが、MySQL、派生コード、バイナリ、トレーニング、サポートなどを提供する中立的なコンソシアムOpen Data Allianceを設立 MySQLをとりまく環境は上記のようにめまぐるしく変わっている。プロプラエタリ・ソフトウェア