先日、ひとり旅のための宿検索サイト「ソロ旅ねっと」というサービスを公開しました。 ソロ旅ねっと ソロ旅ねっとは、複数地域、複数の宿泊予定日を自由に組み合わせて、一人宿泊が可能な旅館、ホテルを検索できるサービスです。 「どこかの金曜日に有給を取って北の方の温泉地に泊りで行きたい」、みたいな条件で、旅館、ホテルを簡単に検索できるようなサービスを目指しています。 このサービスをまじめに考えだしたのは2018年の12月初旬で、ソースを書き始めたのは同年12月の下旬頃です。 ソースコードの最初のコミットから3か月、最初のリリースからも約2か月が経ったので、これまでを振り返りつつ、宣伝もかねて、今回は、サービスを作ろうと思った経緯、サービスの中身の話などを、サービスの紹介と合わせてお話ししたいと思います。 なぜ作ろうと思ったか 僕は割と一人での旅行(特に温泉地)が好きで、年に数回、どこかの温泉地に赴き
はじめに Retrofit と Kotlin Coroutine Adapter を使ってHTTP通信を行うAndroidアプリを開発しているのですが、Coroutineのキャンセル後にHTTP通信の例外が発生すると、思いがけず例外が未キャッチになる → アプリがクラッシュする、という挙動があり、ハマったので、問題の内容と解決方法をシェアします。 問題の説明 コード例 例えば、Retrofitで次のようにHTTP API呼び出しを定義し interface GitHubService { @GET("users/{user}/repos") fun listRepos(@Path("user") user: String): Deferred<List<Repo>> } class MyViewModel : ViewModel() { private val viewModelJob =
注意 この記事は、Kotlin: v1.2.31, Coroutines: v0.22.5に基づいており、最新バージョンでは正常に動作するものではないので、ご注意ください。 まえがき みなさん Kotlin coroutines 使ってますか。 Kotlin coroutines の入門は、こちらから。 入門Kotlin coroutines Android アプリの API 通信処理は、SDK 標準の AsynTask/Loader が使いづらかったため、近年は RxJava + Retrofit で実装することが主流になっていると思います。 が、上記記事にも書かれていますが、RxJava は非同期処理を行うためのフレームワークでもなんでもなく、単に API 通信時の非同期処理を行うだけに使うのは、学習コストが少し高かったりします。 そんな中、Kotlin coroutines が、次期
この記事は、ドメイン駆動設計 #1 Advent Calendar 2018の9日目です。 明日は@kmdsbngさんです。 今回は、ドメイン駆動設計(以下DDD)を学ぼうとする人に対して参考になる資料をまとめます。 DDD関連資料のオススメ まずはDDDの青い本、エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計から手を出したいところですが、500ページ超えで分厚く、初学者の人とっては解説される内容が抽象度が高く、理解するのに苦労すると思います。 ですのでこれから紹介するSTEPの順番から読んでいくのことをオススメします。 STEP1 まずはDDDの概念から理解していくことから始めましょう。下記の本がオススメです。 わかる!ドメイン駆動設計 ~もちこちゃんの大冒険~ https://booth.pm/en/items/392260 この本はストーリー形式でDDDを解説されていますので比較的理解しやす
どこでもKotlin #7 〜Kotlin MPP特集〜で話す予定の内容です!他の方の発表面白そうですし、先着順でまだ空きがあるようなので参加まだの方いれば早めにどうぞ! https://m3-engineer.connpass.com/event/123055/ 概要 自分の知見というより、DroidKaigiアプリとしての知見になりますが、このままではもったいないので、書いておきます。 このあたり、自分はAndroid版の機能をレビュー、実装している間に、コントリビューターの方々がやっていただけたものになります。 @kikuchy さんが特にこの基盤作りをメインにやってくれていました。他にもiOSの有名な方々など、さまざまな方が開発に参加していただけました。 DroidKaigiではAndroid版とiOS版をリリースしています。そこで培った知見を公開しておこうと思います。 Kotli
2019年3月21日、突然姿を見せた日本でZENRINを廃した新Google Mapsは、一部で見られた地図の劣化とあわせ、驚きをもって受け止められました。 www.itmedia.co.jp それと同時に、今回の新Google Mapsの変化が大きく道路形状などに現れたことを受けて、 今回の新Google MapsでZENRINを切った理由は、建物重視のZENRIN地図から、自動運転を見据えた道路中心地図への転換を意図したものだ という意見が多く散見され、また高い評価を受けたりしているのを見ました。 一例を挙げるならば、(このツイートの投稿者さんには指摘をして理解いただき、意見交換などもできたので決して晒す意図ではないのですが)以下のツイートなどです。 Googleマップがゼンリンを切ったのは大正解です。今まで日本の地図は建物が中心に描かれていましたが、グーグルは道路を中心に描き換えまし
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