任天堂は5月7日、ゲーム機「Nintendo Switch」の後継機種について、「アナウンスを今期中に行う」と公式SNSアカウントで明らかにした。投稿が古川俊太郎社長の名前で行われたことも話題だが、その後の2024年3月期決算説明会では、古川社長が関連するいくつかの質問に答えた。後継機の姿を想像するヒントになりそうだ。 他社ゲーム機に比べ、任天堂のゲーム機はスペックよりも独自性に力を注いできた。Switchの携帯ゲーム機と据え置き型の兼用というコンセプトに加え、「Joy-Con」を装着することでゲーム毎の専用コントローラーを安価に提供できるなど、遊び方の幅を広げた。一方で、他社ゲーム機とのスペック差により、ゲームタイトルを開発するサードパーティーがマルチプラットフォーム展開をしにくいといった指摘もある。 そうした現状を踏まえてか、ゲームソフトの開発リソースに関する質問に対して古川社長は、「