東京・新宿駅前でのイスラエルへの抗議デモ(10月10日)YUSUKE HARADA―NURPHOTO/GETTY IMAGES <イスラエルとハマスの戦争においても当たり前のように欧米追従の日本外交。だがイラン出身の筆者は、中東諸国からの尊敬される日本はもっとできることがあるはずだと説く> イスラエルとハマスの戦いが止まらない。日本にいるとニュースでの扱いも欧米ほどセンセーショナルではなく、遠い地で「またやってるな」というくらいの感想をお持ちの読者もいると思う。 そんななか、芸人のパックンさんが本誌ウェブ版のコラムでイスラエルとパレスチナの問題を扱っていて、アメリカ人からこの問題がどう見えるか、どう語られるかがよく分かって面白かった。だから私は、この問題がイラン人からはどう見えるのかを書いてみたい。 イランは多くの日本人が思い描いている、イスラム国家としての画一的なイメージよりも、実際は複
イランに行った。アメリカから経済制裁を受けている話題の国だ。最近も原油に関する制裁第2弾が始まったり、制裁に違反したとしてファーウェイのCFOが逮捕されたことが大きく報じられた。 イランはトランプ政権からとにかく嫌われており、イランへの渡航履歴があるだけでアメリカ入国が面倒になる。具体的には滞在期間に関わらずビザが必須になるので、ちょっとハワイへ...というだけでビザを求められたり、あるいはFBIのチェックリストに入るという噂まである。何かカッコいい。 よってイラン旅行を検討する際はアメリカの渡航予定と天秤にかけるわけだが、好奇心が勝りイランを選んだ。今後は明日からアメリカ出張とか言われても全然行けませんのでご了承ください。 イランの現地通貨は「イランリアル」だ。現地でしか入手できないので、まず日本からドルを持ち込み、イランでそれをリアルに両替することになる。 今回、僕は大量のドル紙幣を持
マフサ・アミニさんの死によって、ジェンダー平等の擁護者と権威主義的神政体制との間の落差が浮き彫りになった。(AFP) ロバート・エドワーズ ロンドン:イランの悪名高い道徳警察に拘束されたマフサ・アミニさんが死亡した事件以降、アミニさんの地元クルディスタン州で始まったデモが国内各地の都市で荒れ狂っている。 クルド人女性のアミニさん(22)は、テヘランでガシュテ・エルシャド(ガイダンス・パトロール)に逮捕された3日後の9月16日に死亡した。この組織は、ヒジャブを含む女性の服装についての厳格な規則を強制する体制の風紀取締班である。 彼女の死は、イランにおける女性の抑圧と周縁化を浮き彫りにした。また、国内の非ペルシャ系少数民族、特に相当数の少数民族であり西部に集中するクルド人に対する不当な扱いにも光を当てた。 それによって、クルド人が人口の多数を占める中東の他の地域における対照的な女性の扱いが強調
イラン人の奔放すぎる「日常生活」 「その『会』に参加したのは、男も女も同数の10人でした。 私は『もう少し遠くに車をとめてくれないか』と注意されました。警察や隣人に疑われないようにするためです。 場所はテヘランの北部、大きな別荘の庭にある小さな建物。この手の『会』によく使われるのです」 体験談を語ってくれたのはモーゼン(仮名)。スイスのジュネーヴ大学で物理学の博士論文を準備している人物だ。 「妻をのぞくと、初対面の人ばかりでした。でも朝まで続きました。帰るときは、猛烈な不安に襲われて汗だくになりました」 モーゼンは乱交パーティーのことについて話しているのだ。2013年から毎年夏になると、勤務地からテヘランに帰省し、不安におびえながらも参加していたという。 「だって、誰でも警察に密告しようと思えばできたんですから。それにセックス自体も安全なものではありません。取り返しのつかない病気に感染する
アーヤトッラー・セイイェド・アリー・ホセイニー・ハーメネイー(ペルシア語: علی حسینی خامنهای, ラテン文字転写: Āyatollāh Seyyed `Alī Ḥoseynī Khāmene'ī, 発音 [ɔːjætoˈlːɔːh seˈjːed ʔæˈliː hosejˈniː xɒːmeneˈʔiː] ( 音声ファイル), 1939年4月19日 - )は、イランの政治家、法学者。同国最高指導者(第2代)、大統領(第3代)。日本ではハメネイ師と表記されることが多い。 1979年のイラン革命後、イスラーム革命評議会議員、国防次官、イスラム革命防衛隊司令官、大統領、最高国防会議議長を歴任。1989年6月4日、イランの最高指導者に選出された。民族的にはペルシア人ではなくアゼリー人(アゼルバイジャン民族)である。 小学校卒業後は、父に内緒で中学校に通い、その後はまずマシュハドの
韓国ソウルで、イラン人少年の難民申請承認を求め座り込みを行った高校生ら。韓国カトリック教会ソウル大司教区提供(2018年11月27日提供、撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / Roman Catholic Archdiocese of Seoul 【12月3日 AFP】内戦下の中東イエメンから数百人の難民が韓国に到着したとき、彼らがイスラム教徒であることを理由に受け入れに反対する声が上がり、難民申請は一件も認定されなかった。一方、そのすぐ後に、キリスト教に改宗したイラン人の10代の少年による難民申請は認められたことが議論を呼んでいる。 韓国政府の統計によると、国民の4分の1以上が、自分のことをキリスト教徒だと回答している。民族的に均質な韓国社会には、移民を歓迎しない傾向もある。イラン人少年の難民申請は、韓国人の同級生らの支援活動が実を結んだが、これは珍しい出来事だと言える。 少年は身
最新情報: 2018年8月26日 国名: イラン 対象者: キリスト教徒4人(男女) 期限: 2018年10月 4日 配信日: 2018年8月26日 UA No: 156/2018 4人のキリスト教徒が、信仰にもとづく活動をしていただけで、10年から15年の実刑判決を受けた。現在、控訴審の判断待ちで、刑が確定すると、彼らは良心の囚人だ。 4人は、アッシリア系キリスト教徒のビクター・ベット・タムラズ牧師と妻のシャミラム・イサビさん、キリスト教に改宗したアミン・アフシャール・ナデリさんとハディ・アスガリさんだ。 タムラズさん、ナデリさん、アスガリさんの3人は2017年7月、「治安を乱す会を結成した罪」でそれぞれ10年の実刑を受けた。さらに、ナデリさんは、イスラム教を揶揄するようなFacebookの投稿で「神聖なものへの侮辱罪」でさらに5年を受けた。イサビさんは、18年1月、「治安を乱す会を結成
サヘル・ローズ[3](Sahel Rosa[4]、ペルシア語: ساحل رز、1985年10月21日[1] - )は、日本で活動するタレント・俳優・コメンテーター。イラン出身。本名同じ[注 1]。愛称はさっちゃん。エクセリング所属。 ラジオ・テレビ番組では「サヘル」でクレジットされることも多い。 イラン西部のホラムシャハルに近い小さな町に14人の大家族の末っ子として生まれる。1989年2月下旬、イラン・イラク戦争さなかに国境近くにあったその町はイラク軍の空爆により壊滅、そして家族とは4歳で生き別れたとされる。その町へ救護隊ボランティア要員としてテヘラン大学からかけつけていたフローラ・ジャスミンに救助され、7歳までテヘランの児童養護施設で暮らすこととなる[6][7]。物心がついた頃には孤児院で生活していたことから、実母の記憶はまったくなく、実父のこともぼんやりとしか記憶していないという[8
2月10日、イスラエル北部に墜落したF16戦闘機の残骸を調べるイスラエル治安部隊 Ronen Zvulun-REUTERS <イランがシリアの軍事拠点からイスラエルに無人機を飛ばしたのがきっかけで報復合戦に。今や仲裁すべきアメリカの姿もない> イランの無人機が、イスラエル北部のシリアとの国境付近に飛来したのを察知。領空侵犯してきた無人機を、待ち構えていたイスラエルのアパッチ攻撃用ヘリコプターが撃墜した。 すぐさま報復に転じたイスラエル空軍は、シリア領内にあるイラン施設や無人機関連施設を空爆した。 イスラエルの情報筋によれば、攻撃には長射程で最先端のスタンドオフ型のミサイルを使用したため、イスラエル軍の戦闘機はシリア領空に入る必要はなかった。 だがイランと手を組むシリア政府軍は、イスラエル軍の戦闘機に向けて空前の規模の対空ミサイルを発射。イスラエル北部を飛んでいたF16戦闘機の1機が撃墜され
May j.の「j」はミドルネームであるペルシア語「ジャミーレ(Jamileh)」の「j」 美しい、才能溢れる、といった意味でその美貌を象徴する名に相応しく若い頃の母親もまた美人。 May j.の母親ホマさんはイラン系の血を持ち、May j.の祖父はロシア人で祖母はトルコ人でありホマさんが17歳の頃にイランに移住している。 その後、母親のホマさんは木造建築を勉強するため日本を訪れその魅力に圧倒され東大にて木造建築の勉強をし、東京大学大学院博士課程を終了している。 その際に、母親ホマさんは旦那・橋本伸一さんと出会い、歌姫となる橋本 芽生ことMay j.が誕生した。 現在、母親のホマさんは有名人も通う超人気英会話教室の教師を勤めており、30年間で生徒数なんと5000人以上と明るいホマさんの授業は評判の良さが伺える。 父親はどんな方? 父親の橋本伸一さんは関西出身の日本人の方でこれまた凄腕のお方
10月25日、元インテリアデザイナーの女性レイハネ・ジャバネさん(26)が、彼女に性的暴行を加えようとしたイラン元情報省職員のモルテザ・アブドラリ・サルバンディ氏を殺害した罪で絞首刑に処された。彼女は、自分の母親に最後の手紙を送っていた。その中で、死後、自分の臓器を提供する意思を書き残していた。 胸が張り裂けそうになる手紙は、2014年4月に書かれたものだ。イランの民主化を求める活動家たちにより26日に公開され、広く読まれるように公開されている。手紙は、レイハネ・ジャバリさんから彼女の母親ショレー・パクラバンさんに送られた。母親は、殺人罪に問われている娘の代わりに自分を絞首刑にして欲しいと判事に申し出ていた。
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パルティア語(パルティアご、パルティア語: Pahlawānīg、英: Parthian language)は、かつてパルティアで使われていたイラン語の一種で、中期イラン語に属する。 パルティアでは当初、アケメネス朝以来の伝統にしたがって、セム系のアラム語を公用語として使用した。パルティア語も使われたが、アラム文字で書かれるだけでなく、アラム語の単語そのものを表意的に使用しているため、初期のパルティア語碑文はアラム語なのかパルティア語なのかはっきりしないものが多い[1]。 パルティアがサーサーン朝に滅ぼされた後もパルティア語は中世ペルシア語(パフラヴィー語)やギリシア語と並んで使われ続けた。3世紀末のナルセ1世のパイクリ碑文(英語版)が、パルティア語で書かれた最後の碑文である。 サーサーン朝時代には、またマニ教文献が(他のさまざまな言語と並んで)パルティア語で書かれた。典礼用の言語として、
[7月16日(ロイター)]- イランとの核合意が発表された翌日の朝、エルサレムの丘からいつもと同じように太陽がキラキラと空高く上った。 その様子はあたかも、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相がこの20年間、黙示録さながらの警告を出し続けていたにもかかわらず、これからは普通の生活に戻れるのを、この古代の地が嘲笑っているかのようであった。 イランとの核合意は「最悪の取引」 イスラエルの複数の高官は、ネタニヤフ首相が今回の合意について述べているように「最悪の取引」と評している。この合意は、米国と他の5大国がイランによる核プログラムの軍事転用阻止を目指したものである。しかし当の首相を含め、誰も戦争の準備ができていたわけではない。 「イスラエルによるイラン核施設への攻撃など、まったくありえないシナリオだ」と、イスラエル日刊紙Haaretzの軍事アナリストであるアモス・ハレル氏はそう伝えている。
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