ツイッター上での活発な発言で有名な岡口基一・東京高等裁判所判事。最高裁判所は今月、その岡口氏に対して、ツイッター上での発言を理由に「戒告」の処分を下した。だが岡口氏は、この決定が極めて多くの問題を含んでいるとしている。今回の決定の危うさ、そして、現在の司法の知られざる内情について、「週刊現代」誌上で本人が語った。 今回の処分によって、一時的であれ、私の言論が封殺されただけでなく、明らかに裁判官の表現の自由は制限されました。 これまでは、すでに確定した判例について個人情報を完全に秘匿した状態のもの、いわば「事例」化された判例については、ネット上で自由に議論がされてきました。しかし今回の分限決定で、事実上、裁判官がネット上でこういう議論に参加することができなくなったことは明らかです。 しかし少なくとも、私が成功したことは、最高裁が、いかにいいかげんな判断をしているかってことを世に知らしめたこと
ハフポスト日本版 編集長, HuffPost Japan EIC [email protected] Twitter:@IzutaniYuriko
芸人・マキタスポーツさんと、「テレビブロス」でおよそ8年にわたって連載しているコラム(『越境芸人』で書籍化)の担当編集者・おぐらりゅうじさんの対談 第3回。「M-1グランプリ2018」の判定をめぐる騒動を振り返ります。(全5回の3回目/#1、#2、#4、#5が公開中) ◆ ◆ ◆ テレビではなく「営業」でものすごい稼いでる芸人たち おぐら マキタさんが『越境芸人』の中でも書いていた、テレビや出版などのマスメディアを中心とした芸能界を「第一芸能界」とした場合、ライブなど自主興行で成り立っているのが「第二芸能界」である、という新概念についても話しましょうか。 マキタ 第一芸能界っていうのは、テレビにおけるスポンサーが良い例だけど、好感度を売りにした広告モデルで動いてる。そのせいで表現や発言は規制されるし、個人による裁量が極めて少ない。一方の第二芸能界では、古くは寄席なんかもそうだし、いまだとコ
6月にフランスで開催されるFIFA女子ワールドカップまで2カ月弱と迫る中、事前の強化のため、なでしこジャパンが4月1日から11日の日程で欧州遠征を行った。 いずれもW杯優勝候補の強豪国である、開催国のフランス、そしてドイツとの対戦が組まれた。3月に行われたアメリカ遠征に続き、高倉麻子監督はW杯を視野に入れ、新戦力の見極めと、組み合わせなどのテストを意図していた。 4月4日のフランス戦は、1-3の完敗。移動も含めた中4日で迎えた9日のドイツ戦は2-2の引き分けで終了。 1戦目のフランスとの試合では、チームとしても個人としても想像以上に自分たちのプレーが出せなかった。危機感を募らせた選手たちは、チームの全体ミーティングに加え、キャプテンの熊谷紗希を中心に、選手だけが集まり映像を見ながら毎日ミーティングを繰り返し、修正点を細かく話し合った。その甲斐もありドイツ戦では、チームは大きな変化を見せた。
それは、最も愛らしいクルマかもしれない。このクルマが走っていくと、人は笑顔になる。指をさし、手を振って、「かわいい」という言葉を何度も口にし、それから「あれ、何なの?」と訊くのだ。 日産「フィガロ」は、小さな車体で、ほとんど漫画のようなデザインをしていて、よく目立つ。イギリスではたびたび目にするため、ごく最近の超人気モデルのように見えるだろう。 だが、その推測はまったくの的外れだ。 むしろフィガロは古いクルマだ。1991〜92年に販売されていた車種で、当時、海外への輸出はなかった。つまり、世界的にフィガロがたくさん走っている街など、まったく存在しなかったのだ。 しかし、イギリスではいま、このエキセントリックで小さなオープンカーが数千台も走っている。いったい何が起きたというのだろう? 消滅した英ブランドたち イギリスにはこれまで、フォードやゼネラルモーターズ、クライスラーのような大手国産メー
◆平等に貧しくなろう 社会学者・東京大名誉教授 上野千鶴子さん 日本は今、転機だと思います。最大の要因は人口構造の変化です。安倍(晋三)さんは人口一億人規模の維持、希望出生率一・八の実現を言いますが、社会学的にみるとあらゆるエビデンス(証拠)がそれは不可能と告げています。 人口を維持する方法は二つあります。一つは自然増で、もう一つは社会増。自然増はもう見込めません。泣いてもわめいても子どもは増えません。人口を維持するには社会増しかない、つまり移民の受け入れです。 日本はこの先どうするのか。移民を入れて活力ある社会をつくる一方、社会的不公正と抑圧と治安悪化に苦しむ国にするのか、難民を含めて外国人に門戸を閉ざし、このままゆっくり衰退していくのか。どちらかを選ぶ分岐点に立たされています。 移民政策について言うと、私は客観的に無理、主観的にはやめた方がいいと思っています。 客観的には、日本は労働開
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