[7.30 国際親善試合 日本0-2ブラジル ゴイアニア] 完敗だった。0-2のスコア以上に内容で圧倒された。右SBの位置に入ったリオデジャネイロ五輪日本代表DF室屋成(FC東京)も、対面する五輪ブラジル代表FWネイマールに後手を踏む展開が続いた。 ネイマールとの対戦を「ホンマ楽しみ。萎縮せずにどんどんトライしたい」と語っていた。そして、幾度となく世界的スーパースターとの1対1を迎える。だが、「すごい独特のタイミング」でドリブルを仕掛けてくるネイマールにかわされて、中央まで持ち込まれる場面を作られてしまう。 何よりも驚いたのが、「やっぱり足が、単純に中に入っていくスピードが速かった」。細かいタッチで室屋に的を絞らせず、一気の加速で置き去りにする。カバーに入った選手もスピードに乗ったネイマールを止めることができず、日本守備網は個人技でズタズタに切り裂かれてしまった。 「抑えるというか、守備で