その日、アメリカ軍とアフガニスタンの部隊がある地域を移動していました。会見に向かうアフガニスタンの政府高官を護衛するためです。隊列は待ち伏せに遭い、3方向から攻撃を受けました。スウェンソン大尉が特に評価されたのは、銃弾の飛び交う中、負傷者を救出して死者を収容したことです。 彼がある軍曹を助けるため、仲間と共に救護ヘリに向かっていた時のことです。いつもとは違って、この日は偶然にもヘリに乗る衛生兵のヘルメットに小型カメラが付いており、一部始終を記録していたのです。映像に写っていたのは、スウェンソン大尉が首を撃たれた軍曹を運ぶ姿です。負傷兵をヘリに乗せると、スウェンソン大尉はかがんでその人の頭にキスをしてから、他の人を助けるため戻っていきました。 私は映像を見て「こういう深い愛がある人間はどこから現れるんだろう?あれは一体何なんだろう?」と思いました。愛がある行動は非常に深い気持ちから生まれます