将棋のトップ棋士が対局中にスマートフォンなどを介して将棋ソフトを不正使用したのではないか? という疑惑が浮上し、揺れる将棋界。確たる証拠が出たわけでもなく、疑惑発覚当時には電子機器の持ち込みも禁止されていたわけでもなく、「限りなく黒に近い灰色である」とも言われる。 渦中の棋士は疑惑を否定し、竜王戦を休場したいと申し出たが、それに対して日本将棋連盟は「休場届が提出されなかった」という理由で出場停止処分を下したという。 11月7日の『ニコ論壇時評』で、小飼弾氏と山路達也氏はこの問題について、将棋は競技でありスポーツであり、観客が喜ぶ方向に解決する必要があると語った。 将棋はスポーツだからドーピング対策があって然るべき山路: 将棋ソフトの不正問題ですよね。プロの棋士が対局中にスマホを使って将棋ソフトを利用したんじゃないかという疑惑。それをどう考えるかということなんですけど。 小飼: まず、仮に「