とにかくケチりたい、そんな気持ちで作ったツールの話です。 元々開発にCline(Claude Dev)やAiderなどの開発ツールを駆使していました。 ただ、APIの料金が常に心配で、できる限り安く済ませたい気持ちもあり、Claude Proを契約してWeb版にファイルを1つ1つアップロードする日々を過ごしていました。 ある日それが面倒になってきて「全部1ファイルにしたらいい感じに読み込んでくれるのでは?」と思い、作ってみたら思いのほかうまくいったので公開しました。 百聞は一見にしかずということで、 こちらのデモにお気に入りのGitHubリポジトリ(例: honojs/hono)を入力してみてください。 Claudeが得意とするXMLっぽいフォーマットで出力し、そのままClaudeにアップロードすることができます。 完全にAIバブルの波に乗ったとも言えるのですが、多くの競合がいる中でスター
2025年を迎えて、「今年こそ何か新しい習慣を身につけたい」と思っている方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、AIツールを活用し、より効率的に習慣を身につけるための3つの方法をまとめました。読書、英会話、日記といった身近なテーマを取り上げ、取り組みやすい内容に絞ってご紹介していきます。 ぜひ、AIをうまく使って2025年をより充実した一年にしてみてください。それでは早速見ていきましょう! AIと始める新習慣#1 「AIと読書」使い方① 本を読み始める前に要約してもらうまずは、読み始める前に「本の全体像」や「大事なポイント」をざっくり把握することから始めましょう。たとえば、誰でも無料で使えるGeminiの「Multimodal Live API」を使うと便利です。 Kindleの画面を「Stream Realtime」で共有すれば、話しかけるだけで以下のようにお願いできます。 「St
はじめに 近年、AIを活用したコーディングツールが急速に発展し、プログラマーの生産性向上や開発プロセスの効率化に大きな影響を与えつつあります。これらのツールは、コード補完、チャットアシスタント、コーディングエージェントなど、様々な形態で提供されており、プログラマーの作業をサポートしています。 その中でも、オープンソースのコーディングエージェントである「Cline」は、独特のポジションと活発なコミュニティによって注目を集めています。 本記事では、Clineを中心に、現在のAIコーディングツールの動向を探ります。Clineの特徴や利点、そして他のツールとの比較を通じて、AIコーディングツールの現状について考察します。また、Clineのアーキテクチャや実用面、コミュニティの動向についても解説します。 AIコーディングツールは、特に個人のプログラミングの世界に大きな変革をもたらしつつあります。本記
今年開設されるZEN大学で、「生成AIでリサーチとか勉強を加速させるには?」的な授業をやることになったので、その前座的なまとめ。 生成AIでとりあえず「英語」を効率よく学ぶ。深津式のベータ版。 自分の好きな分野で学ぶまず英語そのものを学ぶのではなく、「好きなことのために英語を学ぶ」構造を作る。 ポケモンカードでも、音楽でもスポーツでも、何でもいいから「自分がメチャクチャ成長したい趣味分野」を定める。 で、ChatGPTの4o以降のモデルで下記のように聞く。 あなたは英語予備校の先生として、英語の長文読解を楽しく学ぶための教材を以下の条件に従って作ってください。 * トレーディングカードゲームのデッキ編成論を題材にする。 * 関係代名詞を題材にする。 * フォーマットは会話形式(or エッセイ形式)にする。 これで、自分の興味分野の英語長文がつくれる。毎回テーマを考えるのが難しい場合は、下記
らーめん再遊記 第一巻より引用 らーめん再遊記(1) (ビッグコミックス) 作者:久部緑郎,河合単小学館Amazon はじめに 技術界隈には、長年続いている不穏な現象があります。コードを書くことに情熱を注いでいた人々が、いつの間にか他人の成果物を論評することに執心するようになってしまうのです。 なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか 作者:ジョナサン マレシック青土社Amazon この現象は、特にベテランと呼ばれるエンジニアたちの間で顕著です。彼らは確かな技術力を持ち、素晴らしい成果を残してきました。しかし、彼らの多くが、創造者から評論家への転身!?を遂げつつあります。 仕事の辞め方 (幻冬舎単行本) 作者:鈴木おさむ幻冬舎Amazon 実は私たちエンジニアは皆、いずれ評論家になる運命を背負っているのかもしれません。年を重ね、技術の第一線から遠ざかるにつれ、「作る」ことから「評論する」ことへと、
秋の夜長に、自宅でまったり映画鑑賞。ポップコーンを片手にスタンバイすれば、映画館さながらの気分が味わえちゃうかもしれません。売店で購入するような、ほのかに温かくて、“できたて感”のあるポップコーンがあればなおのこと。 そこで、今回のテーマは、“自宅でポップコーン作り”に決定! 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます 昔なつかしい、アルミフライパンタイプのポップコーンキットを買ってきて、火にかける。それも良し。もうひとつ、電子レンジを使って作る方法もあるでしょう。とはいえ、実は電子レンジでポップコーンを作ったことがない筆者。 なんでも、ポップコーン豆さえあれば、あとは自宅にある調味料をほんの少し使うだけで、超簡単にポップコーンが作れるのだそうです。それでは早速、電子レンジでポップコーン作りに挑戦してみたいと思います! 「電子レンジでポップコーンを作る方法」を検索すると、
大規模言語モデル(LLM)を用いたAIは、驚くほど自然な文章やリアルな画像を生成できる能力を備えている一方で、危険なことに回答したり不適切な画像を生成したりできないように、セキュリティロックがかかっていることがほとんどです。しかし、意図的にLLMをだまそうと試みてロックを回避するジェイルブレイク(脱獄)の方法もしばしば話題になります。GoogleのAIチームでコンサルタントを務めた経験もある技術者のマット・ウェッブ氏は、特別なテクニックを使わなくても「ちょっとずつAIの思考をずらす」ことによるジェイルブレイクの例を解説しています。 Narrative jailbreaking for fun and profit (Interconnected) https://interconnected.org/home/2024/12/23/jailbreaking LLMには、爆弾の作り方といった
この記事は~LayerXテックアドカレ2024~の25日目の記事です。 先日の生成AI忘年会2024というイベントで、Sakana.aiの秋葉さんやLINEヤフーで生成AIを担当される宮澤さんとパネルディスカッションでご一緒させていただいたのですが、その中で象徴的な話題が飛び出しました。それは「LLM(Large Language Model)の知性が、もはや人間の判断可能な性能を超える可能性を帯びつつある」という点と、その先にある未来についてです。もはや“使えるかどうか”の次元を超えたLLMが登場するなかで、われわれがどう向き合い、どう応用していくべきなのか。その議論は、自分にとっても聞きに来てくださった方々にとっても、来年に向けたAI活用の方向性を考えるよい刺激になったように思います。 その話も踏まえつつ、来年について書いてみようかと思います。 o1以降の知性の進化の衝撃 2024年中
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 「Building Effective Agents」を知っていますか? Claudeの開発元として知られるAnthropic社が公開したペーパー「Building Effective Agents」をご存知でしょうか? 「Building Effective Agents」は、Anthropic社が過去1年の間、数十ものチームと連携してきた中で培った、 エージェントシステムの設計と実装に関する実践的なアドバイスを提供しています。 この記事では、このペーパーの要点を振り返りつつ、企業への導入を支援する立場から実践的な視点を交えて解説しま
TOPICS System/Network 発行年月日 2024年12月 PRINT LENGTH 164 ISBN 978-4-8144-0091-1 原書 Tidy First? FORMAT Print PDF EPUB 乱雑なコードは厄介です。コードを読みやすくするには、管理できる小さなまとまりに分割する必要があります。本書は、エクストリームプログラミングの考案者で、ソフトウェアパターンの先駆者であるケント・ベックが、システム全体の構造を念頭に置き、コードを改善するには、いつどこで整頓するのがよいかを解説します。 整頓のしかたを一気に習得するのではなく、整頓を少しずつ試しながら自身の課題解決につなげます。コード行数の多い大きな関数については論理的にコードを小さなチャンクに分割する方法を学び、その過程で、結合、凝集、ソフトウェアシステムの経済的価値(ディスカウントキャッシュフローやオ
本記事では、現在流行している「RAG」技術について、2024年トレンドの振り返りと、2025年の予想をします。株式会社ナレッジセンスは、エンタープライズ企業向けにRAGを提供しているスタートアップです。 この記事は何 2024年は、RAGが大流行した年でした。この記事では、2024年の技術トレンドを振り返りつつ、2025年のRAGの進展を予想したいと思います。技術的トレンドはもちろん、普段、企業向けにRAGを提供している会社としての、僕の肌感覚も合わせて、お伝えできればと思います。 本題 ざっくりサマリー 結論として、RAGは、来年も変わらず流行し続けると予想します。 まず来年は、これまで以上に回答精度が向上するのは間違いないです。その理由は、LLMの価格低下トレンドと入力できるコンテキスト増大トレンドが、まだ続くためです。加えて、LLMが「視覚・音声」の入力手段を獲得したこと、ベクトルD
北海道ツーリングにて訪れた野付半島 はじめに あっあっあー こんぺこ!こんぺこ!こんぺこー! 時期感的になんとなくこんな挨拶をしてみた @bloody_snow です。 M3エンジニアリンググループの2代目VPoEをつとめ、 @vaaaaanquish に交代してからは、 M3 Technologies にてM3のグループ会社をメインで担当しています。M3に関しては個別のサービス開発というよりかはGitHub Copilot、ChatGPT Team、GitHub Enterprise、比較的高性能なMacBookProの導入、AWSの教育受講など全体の生産性への取り組みが多くなっています。 はじめに 利用状況の概要 言語別 エディタ別 Copilot Chat おわりに We are hiring! 利用状況の概要 GitHub Copilotとはなんぞや?や世間一般的な利用状況などは割
ハイフン2つ以上の連続は、不用意にHTMLに書かないで欲しい。 HTML4では、コメントの中にハイフンを複数続けて書かないで欲しいと言っている。XHTMLでは、コメントの中にハイフンを複数続けて書くのは仕様に反する。 そんなハイフン複数連続をコメントの中に書くと、Firefoxなどのブラウザで、このような残念な表示になる。 何が残念かというと、意図した表示になっていないのだが、以下説明。 例えば、セレクトボックスの一番上をこんな風に書いたとする。 <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <html> <head><title>サンプルHTML</title></head> <body> <select name="test">
やりたいこと 自分は技術的な勉強をするときや本を読むときなどMarkdownファイルにメモを取ってローカルに保存していたのですが、それだとPCを買い替えた時とかに移行がめんどくさいし、別の端末からもメモを確認したい時もあります。 Notion APIを使って大量のMarkdownのメモ達をNotionのデータベースに移行することができたので、この記事ではそのメモ書きとNotion APIの簡単な紹介を行います。公式から提供されているJavaScriptのSDKを使います。 なお、記事中で「ノート」という単語がこれからも出てきますが、これは一般名詞としての「ノート」であり、Notionの用語とかではないのでご注意。 やること Notionにデモ用のデータベースを用意し、そこに実際にMarkdownファイルのノートをAPIを利用して移行します。 データベースは以下のようにName(ノートのタイ
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