11月18日、ECBのトリシェ総裁は、工業国の金融部門の中枢が危ういという点で現在の金融危機について第二次大戦以降では初めてだとの見解を示した。4月撮影(2008年 ロイター/Kai Pfaffenbach) [ロンドン 18日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、工業国の金融部門の中枢が危ういという点で、現在の金融危機について第二次大戦以降では初めてだとの見解を示した。 英スカイニュースでのインタビューで総裁は、この状況は民間セクターが主要な役割を担い、中央銀行や政府が共同で対処することにより解決が可能だと述べた。しかし、どの程度の期間で解決するかについては具体的に言及しなかった。