ヨーロピアナ(Europeana)は、文化遺産のためのEUのデジタルプラットフォームである。参加機関は3000以上にのぼり、アムステルダム国立美術館や英国図書館、ルーブル美術館といった国際的に著名なところから、欧州連合のすべての加盟国における地域の文書館や美術館・博物館までが含まれている。同時に、利用者は、そこで収集されたコレクションを通じて先史時代から現代までの、欧州の文化的科学的遺産を探索できる。レオナルド・ダ・ビンチの『モナ・リザ』、ヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』、チャールズ・ダーウィンやアイザック・ニュートンの著作、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの作品は、ヨーロピアナのハイライトを成すものの一部である[1]。 2010年1月時点で、アクセス可能なコンテンツは約600万件ある[2]。 2009年7月時点の国別提供割合では、変わらずフランスが約半数を占めている