今年で2回目を迎えた、ビジネス書グランプリ2017。このアワードのコンセプトは「ビジネス書を評価するべきは、ビジネスパーソンではないのか?」というものであり、あくまでも読者目線で本を評価していく点が最大の特長だ。 HONZとしては、そこへさらに「それがビジネス書かどうかを決めるのも、ビジネスパーソンでではないのか?」という疑問を投げかけたわけである。その結果、多種多様な本がノミネートされ、充実したラインナップに数多くの投票をいただくことが出来た。 本日、満を持して投票結果が発表になった。まずは総合のTOP3から紹介していきたい。 総合1位『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』 未来を予測することは難しい。これだけ変化が激しくなっている世の中では、無理もないのかもしれない。それでもさまざまな観点から考察すれば、確実に訪れるであろう不可避な未来を見つけることはできる。 個人レベルで考えれば