1970年代まで建造量で世界の約半分のシェアを占めた日本勢。中韓勢の台頭で今では2割にまで落ち込む。三菱重工業など名門大手が造船業から手を引くなか、その大手を自陣に引き込み、業界で国内トップに上り詰めたのが今治造船だ。「勝負あった」にみえる世界の造船業界のなかで、今治造船は日本の造船業に再び輝きをもたらすことができるのだろうか。2021年9月。今治造船社長の檜垣幸人（60）は三菱重工業の香焼
理化学研究所は27日、次世代の高速計算機、量子コンピューターの国産初号機の稼働を始めインターネット上のクラウドサービスで公開した。企業や大学に利用を促し、将来の産業応用に向けた知見を蓄える。日本は米中が主導してきた量子コンピューターの開発競争で名乗りをあげ、巻き返しを図る。理研は埼玉県和光市の拠点に量子コンピューターを設置した。国内では2021年に川崎市に米IBM製の量子コンピューターを設置し
野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）が8日に開幕、9日に1次リーグ初戦を迎える日本代表「侍ジャパン」は2009年の第2回大会以来、3大会ぶりの優勝を目指します。開催に先立ち、初代王者に輝いた06年の第1回大会から
鋳物メーカーの愛知ドビー（名古屋市）は、主力のホーロー鍋をはじめ「バーミキュラ」シリーズの製品を4月3日から約10〜25%値下げする。材料の配合比率を変え、ガラス質の素材を吹き付けてコーティングするホーロー加工の焼成時間を短くするなど生産を抜本的に見直した。鉄やシリコンといった材料や物流費、電気・ガス代が高騰している影響を補う。鋳物ホーロー鍋「オーブンポットラウンド」（22センチ、マットブラ
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