先月、石川県七尾市の踏切で中学1年の女子生徒が列車にはねられて死亡し、市の教育委員会は自殺の可能性もあるとして、いじめの有無などを調べた結果を20日夜、発表しました。生徒は6月までいじめを受けていたものの、それが直接の原因ではなく、合唱コンクールで担当することになっていたピアノがうまく弾けなかったことを苦に自殺したのではないかと推測しているとしています。 現場の踏切には警報機と遮断機があり、当時正常に作動していたとみられることなどから、警察は自殺の可能性があるとみて調べています。 これについて七尾市教育委員会は、生徒が通っていた学校の全校生徒を対象にアンケートを実施するなど、いじめの有無などを調べてきましたが、20日夜、その結果を発表しました。 この中で近江一芳教育長は、生徒は、ことし6月まで消しゴムを友達に隠されるなどのいじめを受けていたものの、保護者を交えて話し合い友人との関係は改善し