◇会長就任木津会頭「活性化の切り込み役」 伊賀市の上野商工会議所は今年度から地元女子サッカーチーム「伊賀FCくノ一」を組織的に応援することを決めた。ファンクラブの理事会が18日夜開かれ、クラブ会長に木津龍平・商議所会頭を選出した。今後、商議所の加盟企業を中心に会員を増やし、クラブから支出するチーム強化費の拡大を目指す。商議所としても「くノ一」を素材にした伊賀市の活性化策を探るという。【伝田賢史】 クラブの名称も、従来の「伊賀FCくノ一を応援する会」から「伊賀FCくノ一ファンクラブ」に変更した。理事会はハイトピア伊賀(上野丸之内)で開かれ、木津会頭が「くノ一は地域の大きな宝で、伊賀の活性化に向けた切り込み役として良い素材。私たちもより一層バックアップしたい」と組織的な応援を宣言した。 これまで、クラブの運営はチームや市サッカー協会などが中心になっていた。昨年度の会員数は「個人」640と「団体