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クリスマス商戦真っただ中の2012年末、取次(出版物の卸業)から送られてくる大量の本が店頭を賑わせている書店宛てに、突如2枚のファックスが流れてきた。「武田ランダムハウスジャパン 対応のご案内」。そこには、同社の自己破産を申請に伴う、書店における商品の取り扱い方法などが記載されていた。 12年12月14日、武田ランダムハウスジャパンの破たんの報が出版業界を駆け巡った。久々に知名度の高い出版社が倒産に至った。同社はもともと、講談社とアメリカの出版社・ランダムハウスとの合弁会社「ランダムハウス講談社」として設立された出版社。その後、ランダムハウスの経営不振により、両社の合弁が解消される際に、社長の武田雄二氏が全株式を引き取り、10年に武田ランダムハウスジャパンとして再出発していた。しかし、年商13億円を叩き出すような業績のピークはとうに過ぎ、業績は悪化し、今回の措置となった。 少しずつ中小の出
LINEに加入するとアドレス帳のデータまで運営会社であるNHN Japanのサーバに送信されます。 アドレス帳自体は加入者のものですが、そこに記録されている電話番号は加入者のものではありません。 送信されたデータはきちんと管理されているか疑問であると同時に、電話番号所有者のあずかり知らぬところで(場合によっては加入者すら理解せずに)全部のデータが勝手に収集されているのは怖い事です。 万が一、これらのデータが原因で損害を被る人が出たら、加入者も知らないウチに道義的な加害者になってしまう事があり得ます。 サービスが「無料」であるという事は、誰かが代わりに、若しくは自らが痛みを感じない様な代償を支払っているからです。 続きを読む
カナダ・ポートコキットラムの自宅で、アマンダ・トッドさんの遺影を手に語る母親のキャロルさん=藤えりか撮影藤えりか記者のツイッターアイコン 【カナダ西部ポートコキットラム=藤えりか】昨年秋、カナダを舞台にソーシャルメディアを使った陰湿ないじめが発覚し、世界に衝撃を与えた。 特集:ビリオメディア 顔を下半分だけ見せたロングヘアの女の子。モノクロの画面に、手書きの紙を黙って次々と示す。 「中1の時、ウェブカメラで、見知らぬ男に請われるまま胸を見せてしまいました」「1年後、男から脅されました」「(フェイスブックの)友達みんなにその写真を送られました」 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら
年末年始の休刊中ですが、突然の更新です。 今年は、吉川英治の没後50年でした。 現行法においては、作者の死後50年で、著作権の保護期間が終わります。 具体的には、没後50年目の12月31日をもって、保護期間が終了します。 つまり、本日をもって作家・吉川英治の著作権保護期間が終了する、というわけです。 既に、来年になったら吉川英治の作品を単行本として刊行したいという出版社も現われています。 おそらく“青空文庫”などでも、作品の公開準備をしているんじゃないかと思います。 ちなみに、一部の作品の著作権は吉川家から当館(厳密には当財団)に譲渡されていますので、来年からはその著作権料収入がなくなるということでもあります。 ものすごい金額ではないものの、ちょっとツラいところです。 ただ、吉川英治の作品が多くの出版社から続々と刊行されるというようなことになれば、それが一種の宣伝となって、当館に興味を持っ
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