プロ野球の快記録や珍記録を振り返る「データで見る19年」を連載します。プロ野球を球団別に12回連載。続いて日本人大リーガーを取り上げます。第2回はオリックス。 ◇ ◇ ◇ 山岡が勝率7割6分5厘、山本が防御率1・95で、ともに初タイトルを獲得した。2人は17年にオリックスへ入団。同期で入団の2投手が一緒にタイトル獲得は、85年入団の河野が防御率1位、松浦が最多勝の88年日本ハム以来、31年ぶり。最下位球団から勝率1位は4人目で、防御率1位は5人目。勝利、防御率、勝率の「投手3冠部門」のタイトル獲得投手が2人いて最下位はオリックスが初だった。 高校からプロ入りの山本は今年21歳。21歳以下のシーズンに防御率1位は15年大谷(日本ハム=21歳)以来で、防御率1点台は07年ダルビッシュ(日本ハム=21歳)以来、12年ぶり。ただし、大谷の防御率は2・24、ダルビッシュの順位は2位。21歳以下の
