大阪市のインターネットのホームページ(HP)に殺人予告が書き込まれた事件で、逮捕、起訴された後、第三者が関与した疑いが浮上し、釈放されたアニメ演出家北村真咲被告(43)の実名が、脅迫文と共に記載されていたことが9日、分かった。複数の捜査関係者が明らかにした。 北村さんが関与を否定していたことに加え、実名で犯行宣言するという極めて不自然な状況にもかかわらず、大阪府警はコンピューターウイルスの発見に至らず、逮捕に踏み切った。府警幹部は取材に「不自然だという認識はあったが、当時は捜査を尽くした結果、確信を持って逮捕した」と答えた。 府警捜査1課によると、7月29日夜、大阪市HPの「市民の声」のページに「来週の日曜、(大阪・日本橋の電気街)オタロードで大量殺人をする」などと書き込みがあった。複数の捜査関係者によると、この他、連絡先の住所やメールアドレス覧には事実と異なる内容が入力されていたもの
対象となる地域が広すぎるのではないか。肝心の安全対策が希薄化し、混乱を拡大する結果になりはしないか心配だ。 原発事故が起きた場合に住民の被曝(ひばく)防護を確実なものとするための「原子力災害対策指針」についての印象である。 原子力規制委員会によって示された指針の原案では、事故に備える重点区域(UPZ)が原発を中心とする半径30キロ圏内となっている。福島事故前の同8~10キロ圏内に比べて9倍の広さへの拡大である。 この結果、関係する自治体は、従来の15道府県45市町村から21道府県135市町村に増加する。対象人口は現行の73万人から480万人に膨れ上がる。円滑な合意形成は可能なのか。 限られた時間内で、政府や自治体、電力会社は、これだけ多数の住民に被曝を避ける情報を的確に伝え、各種の要請に応えられるのか。また、大勢の人が一度に動けば大混乱に陥りかねない。 UPZを30キロに広げるのは、水素爆
市立図書館の運営を来年4月からCD・DVDレンタル大手「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に委託する―。佐賀県武雄市の樋渡(ひわたし)啓祐市長が5月に突然発表した
ロシアの南西チェリャビンスクの、カザフスタンとの国境近くにカラチャイ湖という美しい湖がある。だがこの湖畔に1時間佇むと6000ミリシーベルトの放射線を受け、致死量を超える。世界で最も危険な湖なのだ。 ここにはロシア最大のマヤク原子力施設があった。元は核兵器開発のために造営され、長い間外国人が足を踏み入れることを禁じられてきた。1992年になり、初めて科学者が調査を始めると直ちに“世界一汚染された地域”であると宣言された。閉ざされた間、施設内ではメルトダウンが繰り返された。半減期が30年と言われるストロンチウム90やセシウム137などが、放射性元素のカクテルとなって川に垂れ流しされたという。 付近住民には癌が21%増、先天性欠損症が25%増、白血病は41%増と、明らかな健康被害が見られた。だが当時医師たちが放射能の影響について言及することは禁じられた。西洋の技術に追いつくため安全を軽視した開
お茶の水女子大付属幼稚園(東京都文京区)に脅迫メールを送ったとして、今年9月、警視庁に威力業務妨害容疑で逮捕された福岡市早良区、無職の男性(28)のパソコンから、遠隔操作型ウイルスに感染した痕跡が見つかっていたことが、捜査関係者への取材でわかった。 同庁によると、ウイルスは大阪府警、三重県警に逮捕された男性2人のパソコンが感染したウイルスと同種のものだという。男性は一貫して容疑を認めていたが、東京地検は慎重を期して男性を起訴せず、9月下旬に処分保留で釈放した。 この男性は自宅のパソコンから、同幼稚園に「始業式を狙って園児を襲撃する」とするメールを送り付けたとして、9月1日に逮捕された。同園に通う秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまに危害を加える内容も含まれていたという。逮捕2日後の同庁の発表によると、男性は容疑を認め、「自宅のパソコンでメールを作成し、送信した。軽い気持ちだったが、本当に襲うつもりは
オスプレイ墜落「軍が隠蔽」元准将が批判 Tweet 政治 2012年10月11日 09時32分(10時間44分前に更新) 【平安名純代・米国特約記者】2010年にアフガニスタンで起きた米空軍垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの墜落事故調査委員長を務めたドン・ハーベル元空軍准将は、4日付の米誌「ワイアード」の独占インタビューで、米軍が議会からの批判を回避するために、同機の機体構造などに起因する問題を認めず、そうした軍の隠蔽(いんぺい)体質が墜落事故などの原因究明を妨げていると批判し、改善を訴えた。 ハーベル氏は、アフガン墜落事故の調査の際、現地での墜落事故現場の調査を希望したものの、上層部から却下され、「通常の調査ではないと感じた」などと不信感を抱いた当時を回顧。交渉を重ねて現地調査を実現し、事故原因をエンジンの問題と結論付けた報告書を提出したところ、エンジンに関する記述を削除するよう圧力を
東京湾アクアライン(千葉県木更津市―川崎市)を通行止めにして21日に開かれる「ちばアクアラインマラソン」で、主催の千葉県は、選手が橋から転落する事故を防ぐため大勢の警備員を配置し、船も海上を巡回するなど厳重な警戒態勢を取ることになった。 自動車専用道路で歩行者を想定しておらず、橋の欄干は高さ1・28メートル。乗り越えることも可能なため、担当者は「念には念を入れて安全に万全を期す」としている。 コースは木更津市内を発着点とし、海ほたるパーキングエリアで折り返す。森田健作知事の発案で、初めて開かれる。定員1万5000人に対し、2万7310人が申し込む人気で、当日はアクアラインを午前8時~午後2時、車両通行止めにする。 アクアラインの橋部分(約5キロ・メートル)は海面からの高さが最大40メートルあり、万一、落下した場合は大けがをする恐れがある。選手が疲労や突風でふらついたり、景色を見ようと欄干に
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