熊猫焼香(日本語でお祈りパンダ)と呼ばれるウイルスが2006年1月から中国国内だけで猛威をふるっている。感染するとアイコンのほとんどがパンダが焼香する絵に変わるためそう呼ばれる。表示されるパンダの絵はかわいいが、今や多くの感染したPCユーザーがパンダを嫌っていると中国メディアは報じている。 このウイルスはWorm.Nimaya、Worm.WhBoy.hなど亜種が多数存在するが、いずれも感染するとパンダの焼香の絵にアイコンが変わってしまう。またいずれもバックドア型ウイルスであることも共通している。最近最も話題となっているWorm.WhBoy.hは、多くのフォルダを外部と共有し、セキュリティレベルを下げ、ハードディスクやリムーバブルディスクなどに自身をコピーし、インストールしたプログラムを利用できないようにし、システムを破壊するという。 セキュリティメーカー大手の金山軟件(キングソフト)による
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