来月2日に行なわれるLive 8に対し、人権擁護団体やミュージシャンから批判が相次いでいる。 キャンペーングループ、ブラック・インフォメーション・リンクは、最初に発表されたロンドンの出場者は『そっとするほど真っ白』と表現。 22アーティスト中、唯一マライヤ・キャリーがエスニックだという。 R&Bのミズ・ダイナマイト、スヌープ・ドッグ、ユッスー・ンドァは、黒人権利団体から批判が出た後にLive 8側が『付け足した』アーティストであり、ユッスー・ンドァが、5会場でパフォーマンスするアーティストでは唯一アフリカ出身だ。 ブラーのフロントマンであるデイモン・オルバーンは、「Live 8コンサートは、アフリカは失墜している、不幸な場所であるという概念を長引かせてしまう」と懸念。同様にロンドンで行なわれるコンサートに出演する黒人アーティストの割合が、イギリスに在住する人の人種の割合と比べてもあまりにも