GPT-4に代表される、大規模言語モデル(LLM)を使ったAIは、どんな用途に使うべきか? さまざまな企業で検討が進んでいるが、もっとも可能性が高いジャンルの一つとみられているのが「語学」だ。LLMの持つ文章生成能力や、言語の壁を越える能力を生かし、言語習得を効率化できるのではないか……と期待されている。 そこに、オンライン語学学習の最大手の一角「Duolingo」が名乗りを上げた。OpenAIと提携し、最新のLLMである「GPT-4」を言語学習に組み込んだ「Duolingo Max」を3月に発表した。 LLMを語学サービスに使う上での価値と留意点はどこにあるのか。 Duolingo Maxのプロジェクト・マネージャーを勤めるエドウィン・ボッジ(Edwin Bodge)氏を直撃した。