本日(8月4日)、横浜市教育委員会は来年度から使用する中学校の教科書を採択し、社会科の歴史と公民の教科書では、今までの育鵬社の教科書を不採択とし、歴史は帝国書院、公民は東京書籍を選んだ。 神奈川新聞(8月4日15:16発信)によれば、同日の定例会で、鯉渕信也教育長と5人の教育委員が無記名投票をして決めた。「市教委は、歴史認識を巡り、賛否の分かれる育鵬社版を11、15、19年の3回連続で採択してきた。横浜と同様に、同社[育鵬社]版を3回連続で採択してきた藤沢市教委も先月31日、不採択とした」と同紙は報じている。 これは、2014年度の教科書検定で新規参入の「学び舎」を検定に合格させ、2016年度に「一発不合格」制度をつくり、2019年度の検定でその制度を適用しつつ「不正検定」によって「つくる会」が推進する自由社を抹殺した一連の「左翼主導」の教育行政の流れの総仕上げとして位置づけられる。これに