いま明かされる「ボキャ天」キャブラーのキャッチフレーズ秘話放送作家・高橋洋二が明かす『ボキャ天』のウラ側! 今年の1月、爆笑問題の田中裕二が脳梗塞に罹り、大事には至らなかったが念のためひと月の休養をとることになった。すべてのレギュラー番組ではその間、週替わりで田中の代役を招聘して対応した。私が構成を担当しているTBSラジオ「火曜JUNK爆笑問題カーボーイ」は1月26日の放送でアンジャッシュの児嶋一哉に代役を依頼した。リスナーから児嶋への質問メールが届く。 「『青梅街道の蒼い星』と呼ばれていた『ボキャブラ天国』でのエピソードを教えてください」 「よく覚えてるねえ」と児嶋は、当時若手の自分達はいじられるような特徴がなく、このキャッチフレーズも所属事務所が青梅街道沿いにあるので適当に付けられた、と答えた。そして当時は収録スタジオの楽屋の大部屋は、元気のいい芸人たちに占拠されていて、アンジャッシュ