6月26日、米NY州の最高裁は、ブルームバーグ前NY市長(写真)が肥満防止策として導入しようとしたラージ(L)サイズの甘味飲料の販売禁止措置をめぐり、市側が敗訴した下級審判決を支持した。2月撮影(2014年 ロイター/Jonathan Ernst) [ニューヨーク 26日 ロイター] - 米ニューヨーク州の最高裁は26日、ニューヨーク市のブルームバーグ前市長が肥満防止策として導入しようとしたラージ(L)サイズの甘味飲料の販売禁止措置をめぐり、市側が敗訴した下級審判決を支持する判断を下した。 この販売規制は、レストランや映画館などに対し、16オンス(約470ミリリットル)以上の甘味飲料の販売を禁止するという内容。飲料業界やレストラン、映画館経営者などが反対し、施行予定だった昨年3月12日の前日に州地裁が無効判断を下した。その後、州高裁も昨年7月に同様の判断を下していた。