民主党に離党届を提出した小沢一郎元代表らは4日午後、新党結成に向けた準備会合を国会内で開き、小沢氏を党首とすることを正式に決める。 小沢氏らは同日中にも衆院で新党きづな(内山晃代表)と統一会派を結成し、国会内での活動を本格化させる。名称は「国民の生活を守る・きづな」とする予定だ。新会派は民主党、自民党の会派に次ぐ第3会派となり、法案の審議日程の協議などで一定の影響力を発揮しそうだ。 4日午後の準備会合では、党名や綱領、役員人事などの対応を小沢氏に一任する方向だ。新党には、民主党の離党組(衆院37人、参院12人)のうち、瑞慶覧(ずけらん)長敏(ちょうびん)衆院議員が不参加の意向を示している。ほかにも参加をためらう議員がおり、新党の人数はなお流動的だ。