レシピを書くときにいつも引っかかっていることがあります。「にんにく 1片」、「しょうが 1片」という材料表記についてです。これ、なんでしょうね……。なんとなく料理業界の慣習のようになっているから何気なく使っているのですが、自分で書いていて疑問です。そもそもこれはどう読めばいいのか。僕は「ひとかけ」と読んでますが、「いっぺん」とも読める。「ひとかけ」は「ひと欠け」のことですから、本来は、「かけ」は、「片」ではなく「欠」が正しいみたい。でも、「いっぺん」を変換すると「一片」と出る。それなら「1片」の正しい読み方は、「いっぺん」のほうかもしれない。ちなみに「かけら」で変換したら「欠片」と出る。じゃあ「ひとかけ」は「一欠」と書くべきなのか。ああ、ややこしい。 にんにくの場合、ひと玉が6~7片(粒)に分かれます。この「ひと玉」も難解。「ひと株」とか「ひと房」とかいろいろと読み方がありそう。「にんにく
