被害者は、現金をアルミホイルで包むよう指示されており、エックス線検査による発覚を免れようとしたとみている。 発表によると、宝石加工業者を名乗る男から「損はさせないので私の代わりにダイヤモンドを予約してほしい」と言われ、150万円をアルミホイルで包み、東京の宝石販売業者あてにゆうパックで送った。業者と連絡が付かなくなり、だまされたと気付いた。 アルミホイルで現金を包ませる手口は県内では初めて。日本郵便は、ゆうパックは対象にしていないものの、悪用されている疑いのあるレターパックについてはエックス線検査などで中身を確認するとしている。 エックス線装置製造会社(横浜市)によると、「装置の性能にもよるが、アルミホイルで包んでも中身は見える」という。